損保ジャパン日本興亜の自動車保険の他人名義ついて紹介をします。
損保ジャパン日本興亜の自動車保険について検討中の皆様方の中には、家族などで車を共用で利用することを考えておられる方々もおられるのではないかと思います。
そのような方々が自動車保険の検討および利用時において抱いておられると思われるいくつかの疑問や知っておいてもらいたい注意点について以下において解説していきます。
損保ジャパン日本興亜の自動車保険で家族などの他人名義の車を共用で運転の場合
先に結論から言うと、別居の結婚しているお子様を除いて当社の保険に入ることは可能です。
損保ジャパン日本興亜の自動車保険の家族の範囲については、記名保険者の配偶者、または同居の家族または別居の未婚のお子様（過去に婚姻歴がないお子様のみです。よって離婚歴があるお子様は範囲に含まれません。）となっています。
よって、この場合家族で複数の自動車保険を契約する必要は無く無駄な保険料の支払いを省くことができます。
また保険料を節約したい方は運転者限定特約という制度もあり、例えば共用の場合でも記名保険者と配偶者のみで事足りる場合はこれのみに限定を加えて契約を行うと料金を節約することができます。
損保ジャパン日本興亜の自動車保険で他人名義の車を一時的に借りて運転した場合の事故について補償されるか
結論から言うと、他人名義の車を一時的に借りて運転した場合に事故を起こしてしまった場合にも補償を受けることができます。
しかしその場合以下の２パターンの方法があります。
他者運転特約の場合
友人や知人から車を借りて事故が発生してしまった場合にも事故（対人・対物・人身傷害・無保険車傷害・車両）を補償してくれる「他者運転特約」が当社の自動車保険に自動で付いているので、問題はないと思います。
ドライバー保険の場合
①記名被保険者、記名被保険者の配偶者（内縁の相手方および同姓パートナーを含む）または記名被保険者の同居の親族が所有する自動車、②記名被保険者が役員となっている法人の所有する自動車以外は、この保険の対象になります。
損保ジャパン日本興亜の自動車保険の他人名義について|他者運転特約ドライバー保険の違いについて
「他者運転特約」と「ドライバー保険」の違いについて、ドライバー保険は他者運転特約と比べると保険料が安いことが多いですが、補償内容の範囲や対象車が狭いのが特徴です。
損保ジャパン日本興亜の年間ドライバー保険料
具体的には大きな違いは以下となります。
- ドライバー保険の対象車は友人や知人、別居の親族の車やレンタカーのみが対象で本人の車、配偶者の車、同居親族の車や役員になっている法人の車などは対象になりません。（基本的には両制度ともに自家用8車種の自動車のみですが、ドライバー保険のみにバイク、原付が含まれるので注意してください。）
- ドライバー保険の補償の範囲の大きな違いは、「対物賠償保険」、「対人賠償保険」、「人身傷害保険」のみで、他者運転特約に含まれている「車両保険」が含まれていません。
損保ジャパン日本興亜の自動車保険の他人名義について|ドライバー保険は自動車保険に等級引継ぎできるか
ドライバー保険は自動車保険（他者運転特約は自動車保険に付随する特約）とは別個の保険であるので、自動車保険に等級引継ぎはできません。
途中でドライバー保険から乗り換えたとしても、新規の6等級から（セカンドカー割引の場合は7等級から）再スタートすることになるので注意してください。
また近い将来自家用車などを購入予定の方は長期の契約ではなく損保ジャパン日本興亜のドライバー保険の一部では1ヵ月のみの期間での加入も認められており（但し一部引き受けられない場合もありその点については各店舗に要確認となっています。）それらの短期間でのご加入もライフスタイルに合わせて選択できるようになっています。
損保ジャパン日本興亜の自動車保険の他人名義について|ドライバー保険と持ち主の自動車保険等級について
基本的にドライバー保険を利用する方は、ご自身の所有の自動車をお持ちでない方、これから購入予定の方が多いと思われます。
しかしもしドライバー保険未加入の状態で友人、知人の車を借りて運転して事故した場合、借りた相手方の他者運転特約が利用され、等級を引き下げてしまい、相手方が翌年度から支払う保険料が高くなり多大な迷惑を掛けてしまう恐れがあります。
よって頻繁に他人の車を使用する機会が多い人のみならず一度でも他人から車を借りる人は借りる前には、必ずドライバー保険に加入しておくのが借りる上でのマナーのようなものではないでしょうか。
損保ジャパン日本興亜の自動車保険の他人名義について|最後に自動車保険検討の皆様へ
総務省統計局が発表している道路交通事故件数・死者数は平成17年頃から比べて基本的に減少傾向ですがいまだ一定数存在しています。
よって自動車保険の加入を検討する際は、料金の値段のみならず補償内容もしっかり考慮し、リスクヘッジの視点を持つのが重要だと思います。
損保ジャパン日本興亜の保険はそれらのお役に立てる保険の一つなのではないでしょうか。
上記の内容が皆様の快適なカーライフのお役に立てることを心から願っております。
最後までお読みくださった皆様方どうもありがとうございました。