かんぽ生命へ加入する際に、精神疾患があると審査落ちしてしまうのではないかと思われがちです。
確かに全ての保険へ加入出来るわけではありませんが、かんぽ生命には特定の保険に限り精神疾患があっても加入しやすい保険があります。
かんぽ生命の一般保険は精神疾患があると加入は難しい
かんぽ生命の一般保険は、精神疾患があると加入は難しいとされています。
なぜなら、相互扶助を基本とする生命保険については、精神疾患が自殺リスクを高めてしまうという点を問題視しているからです。
生命保険は加入してから規定の年数以上経過していると、保険金額として半額から全額程度出ることが多いので、精神疾患がある加入者が多いと払われる保険金額が増える傾向があります。
そこで、審査基準が厳しく払込保険料をなるべく抑えたいタイプの生命保険では、精神疾患が完治してからの年数と病名次第で加入の有無が決まってしまうわけです。
かんぽ生命には精神疾患でも入れる保険がある
かんぽ生命は、全国展開しているので精神疾患があっても入れる保険を用意しています。
一般保険よりも引受基準緩和型と呼ばれる加入条件を緩くしたタイプであって、終身保険と養老保険の2種類をそれぞれ用意している状態です。
特定の3つの質問に答えて問題なければ、加入引受審査へ進めるというタイプの引受基準緩和型保険が該当します。
一般保険よりも払込保険料を割増してあり、支払われる一時金の額も200万円程度と低いですが、少なくとも生命保険へ加入が出来ない人にとってはいざという時の保険として役立ちます。
精神疾患の程度により、加入できる生命保険を比較してみると良いでしょう。
かんぽ生命のかんぽにおまかせなら精神疾患があっても問題ない
かんぽ生命の「かんぽにおまかせ」ならば、精神疾患があっても加入審査を受けられます。
3つの質問に回答して引っ掛からなければ、終身保険と養老保険どちらのタイプでも加入出来るようになっていて、死亡時に受け取れる保険金額は200万円です。
ただし、新規加入から1年以内に死亡した場合には、本来の保険金額に対して半額までしか保障されません。
告知事項が少ない分だけ、加入から間もなく保険金の支払いが発生する場合を特に警戒しているわけです。
かんぽ生命ならば、一般保険であってもうつ病程度の精神疾患ならば、完治から3年以上経過していれば一般保険へも加入できる可能性があります。
かんぽ生命では精神疾患があっても医療特約を付けられる
かんぽ生命では、精神疾患があっても生命保険に医療特約を付けることが可能です。
主契約である死亡保険または養老保険は、死亡保険金だけでは不十分と考えている人のために入院保障を追加出来る医療特約を付けることが出来ます。
複雑になりがちな生命保険をシンプルにして、医療保険部分を特約という扱いにすることで、分かりやすさを追求しているわけです。
本当に必要な保障のみをシンプルに提供するからこそ、引受基準緩和型の生命保険を分かりやすくしています。
終身保険を選択すれば、精神疾患があるからといって生命保険へ入れないという心配がなくなります。
かんぽ生命の引受基準緩和型保険を精神疾患があるなら選べば良い
精神疾患があるなら、かんぽ生命の引受基準緩和型保険を選べば、少なくとも加入できないという可能性を最小限に出来ます。
かんぽ生命ならば、通常の保険であってもうつ病が完治してから3年以上経過していれば加入申し込み出来るので、更に重度の精神疾患の場合のみ引受基準緩和型が役立つでしょう。
他の保険会社では精神疾患から完治して5年以上経過しなければ加入審査すら受けられない会社が多い現状です。
かんぽ生命には、精神疾患があっても加入しやすい引受基準緩和型保険として、終身保険と養老保険の両方を用意するほど積極的に力を入れています。
かんぽ生命なら精神疾患があっても申し込みできる保険がある
かんぽ生命ならば、精神疾患があっても加入しやすい引受基準緩和型保険が用意されています。
既に精神疾患が完治して3年以上経過しているならば、通常の生命保険へも加入出来る可能性があるでしょう。
引受基準緩和型保険への加入を希望する際には、3つの質問に答えれば良いので引受時の告知義務違反に問われる可能性を下げることが出来ます。