今回はアクサ生命の変額保険の終身型のアップサイドプラスを中心に解説していきたいと思います。
人が亡くなってしまった場合や障害などの後遺症が生じてしまった場合などに多額の保険金が支払われる生命保険は、高齢化社会において、必要不可欠なものになりつつあります。
一方で、保険金という形で多額のお金を支払うのなら、株式などを通じて資産運用を進めていきたいというニーズも、特に近年では増えてきました。
この二つのニーズを満たすのが「変額保険」です。
アクサ生命も提供している変額保険とは?終身型もあるの?
変額保険とは、一定の保障額を確保しながら、会社側が資産運用を行い、もし利益が出たら将来的に利益が還元されるという保険商品です。
具体的には、加入時期がいつであっても、その加入者が亡くなってしまったり、何らかの原因で高度障害が残ってしまった場合は、定められた基本保険金を受け取ることがでます。
その後は通常の保険のように、加入年数が増え、支払った保険金の総額が高くなるほど払い戻しの際の額も増えていきますが、そこに資産運用での利益や損失が絡んでくるという形になります。
つまり、基本的な保証は確保されつつも、資産運用の旨みが見込めるという、顧客にとって利点の大きい商品であり、アクサ生命では期限制のものだけではなく、終身型の「アップサイドプラス」も展開しています。
アクサ生命が提供している変額保険の終身型のアップサイドプラスとは?
アクサ生命が提供している終身型変額保険「アップサイドプラス」は、終身型という枠組みのため、一生涯この保険でフォローすることができるという特徴を持っています。
また、変額保険と定額保険の二つの組み合わせによって運用されますので、基本的な保障部分はしっかりと確保されているのも特長と言えるでしょう。
さらには、米ドルやユーロ、ポンドといったいわゆる外貨を資産運用の軸にしていく「外貨建て」というのも、資産運用重視保険としての性質を強く持っていると言えます。
また、保険満期支払い時には、定額部分だけで、最大で基本保険金額の110%を保証しているなど、実利的な安心感が高いのもポイントです。
アクサ生命が提供している変額保険で終身型のアップサイドプラスのメリットは?
終身型変額保険である「アップサイドプラス」は、もちろん利益が出れば損失も出るということで変動幅はありますが、終身型ですので、解約しなければいずれは保障された基本額が必ず貰えるという安心感が強みです。
また、日本の株価などの場合はなかなか大きくは動きにくく、長期的にも人口減少傾向などにより、比較的利益は見込みづらい状況ですが、海外の通貨相場で資産を運用する「外貨建て」ですから変動幅が大きく、利益が出やすいのも長所です。
さらには、保障額が確保されているために実質的なリスクは最小限度に抑えられており、長期的には人口の急増により海外経済は活況を呈するだろうという点も、長期的な資産運用には大きなプラスと言えるでしょう。
アクサ生命が提供している変額保険で終身型のアップサイドプラスの注意点は?
長いスパンで見れば、人口増とともに経済の発展、ひいては通貨の価値上昇も強く見込めるのが海外市場ですが、短期的には政変や内乱、そして景気の急変もあるので、一気に変額分の利益が損なわれてしまうリスクがあります。
そのため、「もし利益が生まれたら」と皮算用をしている時に情勢が一挙に変わってしまい、予定が大幅に変わってしまうことも考えられます。
また、景気悪化などの損失をリカバリーするには、一定以上の時間が必要になることも珍しくなく、その間は損が出てしまうため、解約するのが難しい事態になることもあり得ます。
その意味で、基本的には早期に解約を考えない人向けの保険商品と言えるかも知れません。
アクサ生命が提供している変額保険の終身型でアップサイドプラスは途中でも利益を確保できる
保険などの資産を運用して株式投資などを行っていく場合、余剰資産を使った通常の資産運用とは違い、途中で止められないという弱みがあります。
そのため、たとえ一時的に利益が出ても、実質上はなかなかそれを享受できない部分がありました。
しかし、この終身型変額保険「アップサイドプラス」は、目標額に資産運用の利益が到達した場合、途中でもその利益を確保してくれるというスタンスを取っています。
さらには運用損失が出ても基本保障は支払われるシステムもありますので、長期的に大きく変動していく外貨市場で資産を運用していても、そのメリットだけを享受することが可能になっていると言えるのです。
アクサ生命の変額保険の終身型の展望
人が亡くなるといった状況では、悲しみもさることながら、想定以上に多額のお金がかかってしまうものです。
長い老後を暮らしていく関係上、なかなか貯蓄を確保するのが難しい状況の中、経済の成長に即する形で支払い金額が増え得る終身型変額保険は、今後も人気を集めていくと思われます。
「アップサイドプラス」よりもさらに手堅くメリットを享受したい方や、より多くの利益を狙うものまで、様々な保険商品が展開されていくのではないでしょうか。