自動車保険の一般的な金額はどのくらいかかるのだろうかというのは、これは車を運転し始めたばかりの人には大問題ですね。
特に若い人の場合、この保険料というの結構負担にもなります。
さてでは、一般的に自動車保険にかかる費用というのはどの程度なものでしょうか。
自動車保険の一般的な金額はどうやって決まる?
この自動車保険というのは、一律の値段というわけではありません。
かなりの要素を含んで、そこから導き出される金額になります。
運転者の年代、車の車種、事故の有無でも変わってきます。
一概にいくら、と言えないのがいささか辛いところです。
なので代表的な、年代での一般的な支払い金額で分けてみていきましょう。
使用する車によっても、例えばコンパクトカーとか軽自動車という違いでも差が出てきますが、最も大きく金額が左右されるのが年代なのです。
免許をとってはじめての車という人には、耳の痛い話になると思いますが、運転する以上必須の自動車保険です。
覚悟を決めて、見てください。
ここでは車両保険無しでの自動車保険のみでの金額を、見ていきます。
自動車保険の一般的な金額は?10代の場合
さて10代、免許を取れる最低限の年代です。
この年代の場合、多分想像がつくでしょうが、最も保険料は多額になります。
免許取り立てということもあり、人によっては若さの無謀ということもあるので、最も事故の多い年代なのです。
保険会社としても、支払うばかりでは無理が出てきますから、保険料が高額になるのはどうしようもありません。
平均的な金額で、10万円は越えてきますのでその分のお金の用意は、しっかりとしてください。
何しろ最初の保険の場合、等級は6からです。
この等級によって、金額に差が出てきます。
事故が多かったりすれば等級は下がり、保険料は上がります。
そして事故もなく等級が上がれば、保険料も下がる仕組みなのです。
最高等級20の6からなので、保険料が多くなるのは仕方のないことですね。
自動車保険の一般的な金額は?20代の場合
20代の場合実は、前半の年齢と後半の年齢では、面白いことに結構差が出てきます。
前半の年齢の方が、概して保険料が多いのです。
これは多分に、責任のある社会人の年令に達したかどうかで、事故の多少も変化してくることにもよりますね。
中間をとって25歳程度の平均で見てみますと、大体4万円弱という結果が出てきます。
ここまでで事故のない人の場合、等級は20代前半で9位になりますし、後半では13辺りまでに上がっています。
加えてこの年代の場合、車の好みが軽自動車の人が多いので、その分も保険料が低めの平均値がでているのですね。
自動車保険の一般的な金額は?30代から40代そして50代
この辺りが最も保険料が少ない年代です。
事故がない場合、30代で等級は13から17になりますし、40代や50代だと17から20にまで上がります。
勿論ここまで事故無く運転できていたと言うベースがあっての数字ですが、最も年代的には保険料が安く済む年代と言えます。
3万円前後にまで下がるので、20代前半とは雲泥の差になります。
この年代の場合、家族持ちが増えていますし、ファミリーカーの使用も増加しています。
高級車に乗る人も増えてきますね。
それがなければ、もっと保険料が下がる年代です。
何と言っても子どもや家族を乗せての運転なので、事故も最も少ない年代と言えるでしょう。
自動車保険の一般的な金額は?60代から70代
一旦下がった保険料ですが、残念なことにこの年代ではまた増加傾向になっていきます。
加齢による注意不足などの事故が増えてくるからですね。
とは言え、20代の保険料に比べればまだまだ安いと言って差し支えありません。
また変わらず事故無しで運転している場合は、等級も20をキープできていますから、50代あたりの保険料と同じになります。
しかしこの年代の場合とに、常に事故は身近にあると思ってください。
そして一旦事故を起こせば、等級は翌年は3下がります。
この等級の下がり方は勿論、どの年代でも同じことですが、最も事故の懸念されるこの年代の場合、常に頭に置いてほしいことです。
自動車保険の一般的な金額は状況によって様々?
保険会社によっても、保険の形態によっても、また車両保険をつけるかどうかによってもかなり保険料は変わってきます。
車両保険は任意ですので、必須ではありませんし単体ではかけられません。
しかし愛車が大事なら、こちらもかけておいて損はありません。
とは言えこれが結構かかりますので、どうしてもお金の余裕が無い場合は、自動車保険だけにすると節約ができます。
勿論自動車保険の場合は必須ですし、何かあった時のためにかけておくべき保険です。
年齢や車の車種でも金額の差もありますので、一般的な金額というのは提示が難しいですが、参考になれば幸いです。