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がん保険で免責期間なしの保険ってあるの?

がん保険 免責期間 なし

がん保険で免責期間なしの保険ってあるのでしょうか。

がん保険に加入しても免責期間なしで入れるタイプは少ないので、一般的には90日間経過した後で保険期間が開始されます。

このため、別のがん保険から保障期間を途切れずに乗り換えようとすると、3ヶ月間は重複払いをしなければなりません。

しかし、免責期間なしの保険を選べばスムーズに移行可能ですが、どのような注意点があるのでしょうか。

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がん保険で免責期間なしの保険はなぜ少ないのか

がん保険 免責期間 なし 不正受給

免責期間なしでがん保険を販売すると、ある程度自覚症状があるがん患者が給付金狙いで加入してしまう事例が多発した過去があります。

このため、免責期間を90日または60日間設けて既にがんを自覚している人が加入しないようにしているわけです。

がん患者にとって90日間待ってから医師の診断を受けることは、5年生存率を著しく下げることに繋がるので命を危険に晒しかねません。

保険会社にとっては保険金の不正受給を防ぐためという名目で、免責期間を長めに取ることが出来るので保険会社により90日間や60日間といった免責期間にバラツキが出るわけです。

がん保険の免責期間をなしとするためには対策が必要になる

がん保険 免責期間 なし 保障内容

不正受給を防ぐために行われているがん保険の免責期間をなしとするためには、そもそもの不正受給の原因となる部分を無しにしてしまえば正規のがん保険加入希望者だけが残ります。

具体的には、診断給付金と通院給付金の2種類を無しにすることで、実際に入院や手術により払った医療費のみが対象になるわけです。

既にがんの疑いがある人が加入しても得をしない保障内容にすることで、免責期間なしとしても保険会社が支払う保険金を減らすことが出来ます。

払い込む保険料を安く抑えつつ免責期間なしとするためには、保障内容を限定する必要があります。

がん保険で免責期間なしのアクサ生命保険の治療保障がある

がん保険 免責期間 なし アクサ生命

アクサ生命が販売する治療保障のがん保険は、免責期間なしのがん保険として知られています。

5歳から75歳まで加入出来る幅広さと支払い方法の多様さがあるので、治療内容に特化したがん保険が必要な人に適しているわけです。

10年間の契約期間に対して口座振替とクレジットカード払いの2種類を用意し、毎月・半年・1年という3タイプの払込期間サイクルを選べます。

治療方法として一般的な手術・放射線治療・化学療法の全てに対応しつつ、上皮内新生物に対する特約を付けることも可能です。

診断に対して保険金が一括で支払われる他のがん保険とは異なり、選択する治療内容に応じて保障が受けられるメリットがあります。

がん保険で免責期間なしで加入出来るアクサ生命のがん保険のデメリット

がん保険 免責期間 なし 一時金

アクサ生命による治療保障のがん保険は、免責期間なしとしている代わりに診断給付金と通院給付金が付いていないというデメリットがあります。

大半のがん保険は、医師からがんと診断された時に診断給付金を受けられますが、治療保障に特化したがん保険のために診断給付金そのものがありません。

特約により上皮内新生物に対する保障を付加すれば、がんと診断された時点ですぐに切除手術へ移行出来るので、かかった医療費をそのまま保障する内容だと割り切ってがん保険を使えばデメリットが気になりません。

払い込む保険料を抑えるためだと理解すれば、さほど悩まずに済むでしょう。

がん保険の免責期間をなしにすることは保険会社にとって乗り換えやすい施策でもある

がん保険 免責期間 なし 研究

がん保険の免責期間をなしにすることは、加入しているがん保険に無駄を感じていてもカスタマイズが思うように出来ない場合に必要な保障のみ欲しいと考えているなら乗り換え推進に繋がります。

ライフステージにより変わる必要な保障内容を、適切に管理するためには1社だけで全ての保障を賄えるとは限りません。

がん保険がカバー出来る治療内容は、医学の進歩により随時先進医療特約の範囲も変わっているので、免責期間なしにして治療保障に特化したアクサ生命の治療保障のがん保険は特化型がん保険と考えられます。

派手な広告宣伝よりも、治療保障内容で勝負する潔さがあります。

がん保険の免責期間なしは特化型保障を目指している

がん保険 免責期間 なし 特化型

がん保険で免責期間なしのタイプを販売する保険会社は、治療保障に専念した特化型のがん保険を目指しています。

不正受給を無くすために設けられている免責期間は、そもそも診断給付金と通院給付金狙いのものであって、両方共に無くしてしまえばがんの自覚症状がある人が新規加入することはありません。

がん保険本来の治療に専念できる環境を作ることが目的のがん保険です。