自動車保険で2台目の子供の車の保険について紹介をします。
いつの間にか大きくなった子どもが免許を取得。
免許を取ったら、自分のクルマを買って心ゆくまで運転したいものです。クルマを買ったら、考えないといけないのが保険。
2台目保険はどうするのが一番良いのでしょうか。
自動車保険で2台目の子供の車の保険|子どもが免許取得保険どうする?
さて、無事に自動車免許を取った我が子がクルマを買います。
まずは保険に加入してからでないと運転はできません。
すでに家には1台クルマがあり、保険に加入しています。
何らかの割引が受けられそうな気がしますね。
適用条件に該当すれば、割引が受けられる制度があります。
それが「セカンドカー割引」です。
「複数所有新規割引」などの名称を使っている保険会社もあります。
「セカンドカー割引」とは、具体的にどんな割引が受けられるのでしょうか。
同じ保険会社でないといけないのか、同居している子どもだけなのか、などいろいろと気になるので調べてみました。
自動車保険で2台目の子供の車の保険|どんな割引?
さて、「セカンドカー割引」とはどんなものなのでしょうか。
新たに取得した自動車について、初めて保険に加入する場合、通常ノンフリート等級は6等級からのスタートになります。
しかし、「セカンドカー割引」を使うと、本来の6等級が7等級からのスタートとなるので、等級が上がることによって、保険料が割り引かれる、ということになります。
つまり、等級を上げてくれる制度、ということですね。
この割引は、2台目のクルマについて、1台目で加入している保険会社とは別の保険会社に加入する場合でも、適用条件に該当すれば、受けることができます。
どんな条件があるのでしょうか。
自動車保険で2台目の子供の車の保険|割引の条件は?
「セカンドカー割引」の基本的な条件を挙げてみました。
- 1台目のクルマの等級が11等級以上
- 2台目のクルマが今回初めての保険加入
- 1台目2台目ともに、所有者および記名被保険者が個人であること
- 1台目2台目ともに、用途車種が自家用8車種であること
などです。
なお、自家用8車種とは、「小型乗用車」「軽四輪乗用車」「普通乗用車」「軽四輪貨物車」「小型貨物車」「最大積載量2トン以下の普通貨物車」「キャンピングカーなど特殊用途自動車」のことです。
また、リース車両である場合の所有者のとらえ方や所有者や被保険者が個人であり、さらに親族関係も必要であるなど、上記以外の細かい条件もありますので、注意が必要です。
自動車保険で2台目の子供の車の保険|割引受けられる?
1台目のクルマはもうずいぶん乗っているので、11等級以上。
そして今回、新たにクルマを購入しましたから、2台目のクルマは今回が初めての保険加入になります。
クルマの所有者と記名被保険者は、1台目は自分で、2台目は子どもです。
2台目のクルマの所有者と記名被保険者については、個人であって、さらに条件があります。
1台目のクルマの記名被保険者本人か、記名被保険者の配偶者または同居の親族であることです。
今回のケースですと、1台目のクルマの記名被保険者は自分です。
2台目のクルマの所有者は子ども。
2台目のクルマの記名被保険者も子ども。
いずれも、1台目のクルマの記名被保険者(=自分)の子どもです。
ここで、確認しないといけないのが「同居の」親族であることです。
つまり、同居でなかったら、親族であっても適応条件に合致しないので、割引は受けられないことになってしまいます。
自動車保険で2台目の子供の車の保険|等級の譲渡でお得に?
もう一つ、保険料を抑える方法をご紹介します。
長年クルマに乗り、保険加入期間も長い場合、1台目のクルマの等級はかなり高くなってきます。
その等級を新規の2台目のクルマの保険に譲渡するのです。
例えばお父さんの20等級を2台目の子どものクルマに譲渡すれば、保険料はかなり抑えられます。
免許の色がグリーンであっても、20等級であることで、安く抑えられますね。
保険がなくなったお父さんのクルマは、新規加入ということになり、セカンドカー割引適用だと7等級からのスタートになります。
ただ、優良ドライバーでしたら、免許はゴールドでしょうし、保険料は年齢や年間走行距離などが考慮され、子どもの場合よりも安くなると思われます。
2台の保険料全体で考えた場合には、かなりお得になる可能性があります。
自動車保険で2台目の子供の車の保険|まとめ
生活の多様化により、一家でクルマを複数台所有するのも珍しいことではなくなってきました。
とはいえ、何かあったときのためには、必要な補償が受けられるようにしておかなくてはなりません。
だけど、保険料もなるべくなら安く抑えたい。
セカンドカー割引や等級の譲渡などを使って、お得に保険をかけておきましょう。
いくら注意をしていても、起きてしまうかもしれない事故。
万全の対策をして、楽しく運転したいものですね。