チューリッヒのバイク保険に、未成年が自分で契約して加入することはできません。
但し、成人した親族が電話で契約手続きをおこなえば、未成年者もチューリッヒのバイク保険に加入することができるのです。
チューリッヒの正式名称は、チューリッヒ保険会社と言います。
チューリッヒ保険会社は、チューリッヒ・インシュアランス・グループによって、1986年に日本で設立されました。
チューリッヒ・インシュアランス・グループとは、スイスに本拠を置く、保険事業を中心とする金融グループのこと。
世界210か所以上の国と地域で、保険商品やサービスを提供しています。
今回は、未成年者がチューリッヒのバイク保険に加入する方法について解説しましょう。
チューリッヒのバイク保険の補償内容や特徴などを紹介します。
チューリッヒのバイク保険は未成年でも加入できる?|未成年は契約できない
未成年は、チューリッヒのバイク保険に、自分で契約して加入することはできません。
未成年がバイク保険に加入するためには、成人の親族が契約者として電話で手続きを行うのです。
自動車やバイクを運転するためには、免許が必要です。
免許の種類によって、取得可能な年齢も異なるため、確認しておきましょう。
16歳以上から取得可能な免許は5種類あります。
原付免許・小型限定普通二輪免許・AT小型限定普通二輪免許・普通二輪免許・AT限定普通二輪免許
18歳以上から取得可能な免許は2種類あります。
大型二輪免許・AT限定大型二輪免許
以上の免許は全て、未成年から取得することが可能です。
未成年であっても、バイクに乗る際、リスクに備えてバイク保険に加入しておく必要があります。
チューリッヒのバイク保険は未成年でも加入できる?|補償内容を解説
チューリッヒのバイク保険の正式名称は、「スーパーバイク保険」と言います。
チューリッヒのバイク保険は、自賠責保険ではなく、任意保険になります。
自賠責保険は、搭乗者自身のケガや物損事故の場合、保険金が支払われません。
そのため、万一の事故に備えて、任意保険に加入しておく必要があるのです。
チューリッヒのバイク保険の補償内容は、2つの基本補償と付帯補償(追加可能な特約)から成り立っています。
2つの基本補償とは、対人賠償保険・対物賠償保険のこと。
対人賠償保険とは、バイクの事故で他人を死傷させた場合の補償になります。
自賠責保険の支払額を超えた金額分を、保険金として支払うのです。
対物賠償保険とは、バイクの事故で、他人の家屋や車、モノを壊した場合の補償になります。
更に、信号機や電柱、電車や店舗、ガードレールまで補償対象になっているのです。
- 付帯補償とは
相手の方への補償・搭乗者のための補償・バイクなどあなたの所有物の補償・その他の補償のこと。
相手の方への補償には、2つの基本補償と対物超過特約があります。
- 搭乗者のための補償には
自損事故傷害特約、無保険車傷害特約、搭乗者傷害保険、人身傷害保険 - バイクなどあなたの所有物の補償には
車両保険(車対車の事故のみカバー)、携行品特約、盗難時の臨時費用特約 - その他の補償には
傷害特約、弁護士費用等特約、ファミリーケア特別見舞金特約(要搭乗者傷害付帯)、地震等による死亡一時金特約、他人の車を運転した時の補償になります。
それ以外に、チューリッヒのバイク保険には無料のロードサービスも付帯されています。
チューリッヒのバイク保険は未成年でも加入できる?|契約者と被保険者について
チューリッヒのバイク保険の加入を検討する前に、契約者と被保険者について理解しておきましょう。
契約者とは、保険契約の申込みを行い、保険料を支払う人のこと。
被保険者とは、主にバイクに搭乗する方のことで、保険の補償を受ける人にあたります。
保険の契約者と被保険者が同一人物である必要はありません。
従って、未成年が加入する場合、親が契約者になり、未成年の子が被保険者になります。
では、一般的な、チューリッヒのバイク保険の申込み方法を紹介しましょう。
バイク保険の申込み方法は2つ。
1つは、インターネットで申し込む方法。
もう1つは、電話で申し込む方法です。
インターネットで申し込む際には、車検証と免許証を用意して下さい。
チューリッヒの公式サイトにアクセスし、ネット上でバイク保険の見積もりを依頼するのです。
見積もり内容に納得できれば、保険の申込みをおこないます。
ネット申込みの場合は、ネット割引など、保険料が安くなる場合もあります。
但し、未成年の場合は、ネットで申し込みができませんので注意して下さい。
チューリッヒのバイク保険は未成年でも加入できる?|未成年の加入方法を解説
未成年がチューリッヒのバイク保険に加入するためには、親が契約者として、電話で申し込みの手続きをしなければなりません。
従って、親が保険の契約者として保険料を負担し、未成年の子は被保険者として補償対象者になります。
バイク保険の申込みの流れを簡単に紹介しましょう。
- 親が、チューリッヒ保険会社に電話でバイク保険の申込みを行う。
- 後日、バイク保険の申込書が自宅に届く。
- バイク保険の申込書に必要事項を記入する。
- 保険の申込書をチューリッヒ保険会社に郵送する。
バイク保険の契約者は、親になります。
但し、被保険者は、バイクに搭乗する未成年の子になるのです。
チューリッヒのバイク保険は未成年でも加入できる?|バイク保険の特徴について
チューリッヒのバイク保険の特徴について確認しておきましょう。
チューリッヒのバイク保険の特徴は、主に3つあります。
特約として車両保険を付けることができる点
万一、バイクが事故で破損しても、保険金で補償してもらうことができます。
補償されるケースは、他車との接触や衝突に限られています。
従って、単独事故や当て逃げ、歩行者との事故については補償されないので注意して下さい。
ロードサービスが充実している点
ロードサービスの中でも、特に、レッカー移動の距離の長さに特徴があります。
チューリッヒのバイク保険の場合、レッカー移動の距離が100kmとなっているのです。
他社の平均は35kmとなっているため、遠方までツーリングへ行った場合も安心です。
盗難特約と携行品特約がある点
チューリッヒのバイク保険には、盗難特約を付けることが可能です。
自動車に比べて、バイクの盗難は多いため、安心です。
但し、60日以内に代替したバイクに限られており、保険金も5万円と少額ではあります。
携行品特約とは、持ち物が事故で破損した場合に補償するもの。
保険金は最高10万円まで設定されています。
チューリッヒのバイク保険は未成年でも加入できる?|バイク保険を選ぶ時の注意点
チューリッヒのバイク保険を検討するためには、見積もりを取り、補償内容等を確認しましょう。
通常、保険会社のサイトに、必要事項を入力して見積もりを入手します。
但し、未成年者が契約者の場合、インターネット上で見積もりを作成してもらうことはできません。
そのため、契約者を親、搭乗者を未成年の子と入力して、見積もり作成を依頼しましょう。
その際、自分に適した補償内容が含まれているか、しっかり確認して下さい。
未成年がチューリッヒのバイク保険に申込む場合は、親が契約者として電話で手続きをしなければなりませんので、注意して下さい。