チューリッヒのフリーケアプログラムに入ると、追加補償プランの案内がありますが、必ずしも入るとお得だとは限りません。
なぜなら、名称が同じであっても保障内容に違いがあるので、どのサービスに付帯するフリーケアプログラムなのかといった事情に左右されるからです。
チューリッヒのフリーケアプログラムは追加補償プランとどう違うのか
チューリッヒのフリーケアプログラムは、他社サービスに加入している特典として提供されます。
追加補償プランを用意することで、フリーケアプログラムよりも幅広い保障内容を希望する人に対してのみ、追加加入が認められているわけです。
実際、フリーケアプログラムでは本人のみに対して保障が行われますが、追加補償プランについては選んだ金額とプラン内容により配偶者までというケースから、同一世帯全員に至るまで幅広い選択肢が用意されています。
また、フリーケアプログラムに入ったとしても未来永劫使えるわけではなく、一律で3年間のみ自動更新無しとなっています。
チューリッヒのフリーケアプログラムなら追加補償プランとの適用範囲が異なる
チューリッヒのフリーケアプログラムは、主に怪我による傷害で5日間以上の入院をした際に最大30,000円入院費が支払われるというものです。
追加補償プランならば、傷害による保障範囲が一般的な傷害保険の範囲まで拡大されますが、フリーケアプログラムでは指定された範囲内に限定されてしまう違いがあります。
交通事故傷害のみが対象となる場合と、交通事故以外の傷害が対象となっている場合があるので、フリーケアプログラムの保障内容は事前確認が必要になるでしょう。
実際に車乗車中の怪我による傷害に対してフリーケアプログラムの保障範囲となるかどうかは、参加しているフリーケアプログラム次第です。
チューリッヒの他の保険と重複しやすいフリーケアプログラムの追加補償プラン
フリーケアプログラムの追加補償プランは、チューリッヒの場合には最も安いタイプで月500円プランがあります。
普通傷害保険と同じ扱いとなり、個人賠償責任補償が1億円と、入院日額5,500円・手術保険金が最大55,000円という保障内容です。
フリーケアプログラムがどのサービスに付帯しているかにより、実際には月500円プランを用意しておらず、月940円~月4,190円という高額な追加補償プランを用意しています。
大元のフリーケアプログラムにより、付帯可能な追加補償プランに違いが出るので、場合により最初から個人賠償責任保険へ加入した方が安いこともあります。
チューリッヒのフリーケアプログラムで不足と感じるなら追加補償プランに拘らない
チューリッヒのフリーケアプログラムは、あくまでも本人に対する3年間限定の傷害補償のみです。
このため、保障内容に不足を感じるなら追加補償プランに拘らずに、個人賠償責任保険への加入を考えてみると良いでしょう。
チューリッヒのフリーケアプログラムへ加入すると、チューリッヒへ個人情報がそっくり渡ることになるので、保険営業が定期的に個人情報を利用して行われるようになります。
突然の電話連絡に驚いてしまうことがありますが、フリーケアプログラムを提供する代わりに営業出来る顧客を確保していると考えれば、フリーケアプログラムを提供出来る理由が分かるでしょう。
チューリッヒのフリーケアプログラムの追加補償プランが必要かどうか内容次第
チューリッヒの追加補償プランが必要かどうかは、フリーケアプログラムの内容が一律では無いために内容次第となります。
フリーケアプログラムで保障される範囲は、交通事故以外の傷害による入院という場合と、車以外での交通事故による傷害で入院した場合といったように、加入するサービスごとに保障範囲に違いが出ているわけです。
また、追加補償プランを選択すれば保証範囲が広がり個人賠償責任保険が付帯しますが、追加補償プランの料金にも複数プランがあるので個別に保障内容を確認しなければなりません。
月額料金と保障範囲を見極めた上で、追加補償プランが必要と判断したら加入すれば良いです。
チューリッヒのフリーケアプログラムは追加補償プランとの違いを理解して入ろう
チューリッヒのフリーケアプログラムは、追加補償プラン獲得のための広告として行われているものですから、保障範囲が本人かつ傷害による入院のみとなっています。
追加補償プランは、様々なバリエーションがあるので、フリーケアプログラムでは満足出来ない場合に活用すると良いでしょう。
フリーケアプログラムは、3年間という期間限定で提供されるので、その間に追加補償プランへの加入有無を決められます。