死亡保険の入金までの日数と言うのは誰でも気になるものですね。
特にお葬式などには大きなお金がかかってきますので、その補填のためにも早めに保険金は入手したいものです。
でもこの死亡保険の入金のための手続きや、入金までの日数、また何かで支払いが延長になるなど、気になることを解説していきましょう。
死亡保険の入金までの日数を減らすためにも
死亡保険金の入金は早めにしたいものです。
ちょっと薄情な気もしますが、それでも生きている者の生活にも関わってきます。
ここは手早く、保険会社に連絡を取りましょう。
被保険者が亡くなった時点で、まず保険会社に連絡を取ります。
保険受取人が電話もしくは書面で報告してください。
報告後請求書類を送付になりますので、その点からも早めの連絡が望ましいですね。
保険会社によっては、公式ホームページのマイページから、請求用の書類をダウンロードできる会社もあります。
会社によってこの請求方法が違いますので、予めある程度調べておくのがおすすめです。
死亡保険の入金までの日数に関わるので
保険会社に連絡したら、請求書類以外で揃えられる書類は、出来るだけ早く揃えておきましょう。
ここで必要になるのは、被保険者の住民票、受取人の戸籍抄本と印鑑証明、医師の死亡証明書もしくは死体検案書、それに勿論保険証書です。
その他必要書類があるかどうかは、保険会社に問い合わせるのがおすすめです。
これらを揃えておけば、保険会社から送られてくる請求書類が到着、それを記入した後すぐに送付が出来ます。
本人の死亡が確定したら、即行動をすることが入金までの流れをスムースにすることになります。
役所関係の書類の場合、事情を話すと速攻で作ってくれることもありますので、相談するのがおすすめです。
死亡保険入金までの日数を減らしスムースにするために営業担当がいれば
通常は保険会社に直接電話などで報告をすることになりますが、もしその保険会社に営業担当がいる場合その担当に連絡するのも早道です。
ネットなどでダウンロードするのが最も早い請求書類の入手方法ですが、営業担当がいる場合もその営業が持参してくれますので、こちらにも連絡を入れてみてください。
長年の付き合いのある営業の場合、当人から保険会社への連絡なども一切やってくれたりもします。
かなりの部分で手続きを楽にすることが可能になる場合も、勿論あるのです。
あれこれ忙しいのがこういった事情の時です。
少しでも体力気力温存のために、こちらから連絡してみるのも一つの手ですね。
死亡保険の入金までの日数は結局どのくらいかかるのか
さて実際に、死亡保険金の入金までにかかる日数をみてみます。
特に書類に不備がなく、また当人の死亡に関する問題がなければ、必要書類が保険会社に到着した翌日から換算して、5営業日以内ということになっています。
なので、保険会社に死亡を連絡、必要書類の準備、全ての書類を送付と言うルートを考えると、大体最初の連絡後2週間程度と見ていいでしょう。
これが遅くなるか少しでも早くなるかについては、特に最初の連絡にかかってきます。
あれこれ忙しい時ですが、忘れないように保険会社もしくは担当に連絡してください。
またこちらで用意することのできる書類の用意も、手早くすることが日数に大きく関わってきます。
死亡保険入金までの日数が伸びることも
さてこの死亡保険金ですが、支払い日数が延びてしまうこともあります。
一番単純な理由は、送付した書類の不備です。
記入漏れがあったり足りなかったりですね。
これは充分に注意すれば防げる問題です。
この場合、不備があった書類を作り直しもしくは足りない書類を送って保険会社に到着翌日5日以内の支払い、ということになります。
また死亡の原因に対しての調査など必要になった場合、その調査の終了まで支払いが伸ばされることもあります。
死因がはっきりしないとか、そういった場合です。
特に弁護士法その他の法令に基づく特別な照会が必要な場合、最大で支払い期限が180日以内まで伸びることもあるので、そこも心に留めておいてください。
死亡保険の入金までの日数は冷静さから
保険会社による支払い自体は、必要書類が届いた翌営業日以降5日以内が基本です。
これよりも遅れることがあった場合は、速やかに保険会社に連絡をとってください。
死因などによる特別な照会が原因で支払いが遅れるのは、これは仕方のないことですが、一般書類の不備での支払い遅延は自己責任ですね。
何かと忙しない時ですが、冷静に準備送付するようにしてください。