死亡保険を無告知で入れるタイプがあると知った時に、本当に既往症や医師の診断が不要なのかと疑問に思う人が少なくありません。
なぜなら、引受基準緩和型保険であっても加入できなかった人が加入するために作られていると多くの人が知らないからです。
死亡保険のうち無告知で入れるタイプの特徴
死亡保険のうち無告知で入れるタイプは、引受基準緩和型保険を断られた人であっても医師の診察を受けることなく加入出来ます。
なぜなら、最初から保険料に対して受取可能な保険金支払い条件と免責事項を大きくしてあるので、本当に困った人のみが受け取れるようになっているからです。
入院中であっても加入出来る点から分かるように、無告知で入れる代わりに保証内容は限定されています。
告知義務がある死亡保険と比較すると割高になる代わりに、健康診断結果に拠らずに死亡保険へ加入出来ることから、残された家族へ少しでもお金を残したいと考えている人に合っている死亡保険です。
死亡保険で無告知で入れるのには2年間の減額期間がある
死亡保険のうち無告知で入れるタイプは、無選択型終身保険が正式名称です。
加入から2年以内に死亡した際に支払われる保険金は、払込済み保険料迄と制限することにより最初から保険金狙いでの加入を防いでいます。
2年以内に死亡する例として、既に癌や重い病気により余命宣告が行われている人が加入する可能性があるので、無告知タイプだからこそ加入から2年間は災害保険給付を除いて納付した保険料分のみという制限を付けるわけです。
災害保険給付については、加入期間に関わらず全額を受け取れるので、正しく無選択型終身保険へ加入したい人にとっては好都合となります。
無告知型の死亡保険で人気が高い損保ジャパン日本興亜ひまわり生命
無告知型の死亡保険で人気が高い損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は、新誰でも終身保険を販売しています。
契約可能年齢を40歳~75歳と幅広く設定し、医師の診察結果を告知する義務がありません。
死亡保険金額については、40歳~60歳の場合で50万円~500万円まで設定可能です。
61歳~75歳については上限額を300万円に引き下げている点に注意が必要です。
保険料払込期間として、終身支払いと60歳払込完了の2種類を選択出来ます。
どちらのタイプが良いのか、毎月の保険料と死亡保険金額のバランスを考えてじっくり決めると良いです。
無告知で加入出来る死亡保険のうちAflacは保険料建ての契約
無告知で加入出来る死亡保険のうち、Aflacの終身保険どなたでもは保険料建ての契約となっている点が特徴です。
加入可能年齢が40歳~80歳と幅広く、死亡保険金額が30万円~300万円と抑えてあり、毎月の保険料として2,000円から1,000円単位で増やすことが出来ます。
払込保険料と加入年齢により受け取り可能な死亡保険金額が変わるので、必要な保証額から逆算した毎月の保険料が予算内かどうかで細かく調整可能です。
最初に死亡保険金額から入らずに、払込保険料から入れる点が他の無告知型終身保険との大きな違いとなっています。
無告知型の死亡保険として保証額重視ならFWD富士生命が適している
無告知型の死亡保険のうち、保証額重視で選ぶならFWD富士生命の持病があっても!終身保険が適しています。
死亡保険金額が100万円・200万円・300万円の3タイプから選ぶシンプルな構成となっていて、加入時の年齢との組み合わせにより毎月の保険料をシミュレーション可能です。
保険料と保証期間を共に終身としているので、加入時の条件をそのまま継続しやすくなっています。
加入可能年齢が40歳~80歳と幅広く、災害死亡保険は通常死亡保険金と同額というシンプルな設定です。
分かりやすくシンプルな死亡保険が良い人に向いている無告知型終身保険です。
死亡保険の無告知タイプに加入する際には条件を比較しよう
死亡保険の無告知タイプは、加入可能年齢や受取時の免責事項に違いがあるので、告知型や引受基準緩和型よりも更に慎重な条件比較が求められます。
加入可能年齢の多くは40歳以上ですが、最高齢加入年齢が75歳~80歳と各保険会社ごとにバラツキがあるわけです。
保険料の払込期間にも違いがあるので、希望する保証内容と合うか細心のチェックが求められます。