88歳でも死亡保険に入れるのかどうかは、気になるテーマですよね。
88歳はかなり高齢なので、入れないのではないかと危惧してしまいます。
ですが結論から述べると、88歳でも入れる死亡保険は存在します。
それがどんな死亡保険なのかを紹介します。
88歳の人が死亡保険に入る理由はかなり限定的
そもそも88歳の人が死亡保険に入る理由は、かなり限定的ですよね。
なぜ死亡保険に入るのか、その理由はそれほど多くはないはずです。
理由のパターンで多いのは、自身の葬儀費用に充当したい、残された家族に十分な資産を残してあげたいというものです。
どちらも根本的には「家族に迷惑をかけたくない」「家族のために何か残したい」という気持ちから、死亡保険への加入を検討するパターンです。
人生100年時代とはいえ、88歳は十分高齢ですよね。
その立場をしっかりと理解しているからこそ、88歳で死亡保険に入る決意を固めるということですね。
88歳の人でも入れる死亡保険の1つは葬儀保険
88歳の人でも入れる死亡保険の1つに、少額短期保険に属する葬儀保険があります。
葬儀保険の用途は、保険の名前から察せられる通り葬儀のための費用や葬儀が終わった後の整理にかかる費用の捻出です。
今は格安で行える葬儀があるとはいえ、それでも葬儀の費用は残された家族にとって決して小さな負担ではありませんよね。
それなりにまとまった費用を必要とするのは確かです。
また葬儀が終わった後の整理にも、少なからず費用を必要とします。
遺品整理などが、その代表的な費用だといえるかもしれません。
葬儀保険に加入しておけば、死亡後にそれらの資金をしっかりと確保できます。
88歳の人でも入れる死亡保険である葬儀保険の特徴
88歳の人でも入れる死亡保険である葬儀保険の特徴は、少額短期保険のためそれほど多くない負担額で1年単位ごとに補償していく点です。
88歳の人は大多数がすでに仕事をしておらず、年金生活を送っているはずですよね。
となれば高収入というわけにはいきませんから、保険料が安くないと困ってしまいます。
そこで葬儀保険は、保険料を安くおさえているという特徴があります。
また1年単位ごとに補償しているため、その点も非常にわかりやすいです。
葬儀保険に入っておけば、いざという時のための安心感があります。
そこが葬儀保険の強みです。
88歳の人が入れる死亡保険には一時払終身保険もある
88歳の人が入れる死亡保険は、先に挙げた葬儀保険だけではなく一時払終身保険もあります。
一時払終身保険は一生続いていく保険ということから、まとまった資金を受取人に対して残すことができます。
お世話になった自分の家族に対して何か形あるものを残していきたい、そんな人の希望に応えている死亡保険が一時払終身保険といってもいいかもしれません。
今は何かにつけていろいろお金がかかる時代ですから、お金を残すことは非常に重要ですよね。
家族のために現実的な資金を残すことできるので、そこが一時払終身保険に加入するメリットです。
88歳の人が入れる死亡保険である一時払終身保険の特徴
88歳の人が入れる死亡保険である一時払終身保険の特徴は、契約時に保険料を1回ですべて支払ってしまう点です。
毎月など分割で保険料を支払っていくわけではないため、契約時の支払いさえ終えておけば以後の支払いに追われることはありません。
つまり契約後に保険料支払いの心配をしなくていいということです。
それで生涯にわたって死亡補償が受けられるのですから、一時払終身保険にしてもいいと考える人が多くいるのは理解できますよね。
一時払終身保険に加入することが終活の一環という人も、今は増えてきているのかもしれません。
終活を始めた高齢者が注目する死亡保険です。
88歳で死亡保険に加入するならどんな保険を選ぶのかしっかり検討
88歳で死亡保険に加入する理由はかなり限定的ですし、高齢であることから加入できる保険はかなり絞られてきます。
ただ葬儀保険や一時払終身保険など選択の余地がまったくないわけではありませんので、しっかりと検討したうえでどの死亡保険に加入するのかを決める必要がありますよね。
それぞれで異なった特徴がありますから、そこをよく理解して加入することが大切です。