ジブラルタ生命が解約させてくれないと悩む理由として、営業員の存在が挙げられます。
2年間は解約する制度が無いなどと嘘を言われてしまうことが多いですが、実際には解約する方法があるので慌てずに営業員の言葉を録音しておくことも大切です。
では、どのような対処方法があるのでしょうか。
ジブラルタ生命を解約させてくれないのは営業員
ジブラルタ生命を解約させてくれないというクレームが多いのは、大半が営業員による解約抑止が過剰に行われていることが原因です。
ジブラルタ生命では営業員の給与体系が手数料収入と継続率による評価給が高い割合を占めているので、2年以内の短期解約者を出すと評価給与が大幅に減額されてしまいます。
営業員にとっては自らの収入を減らさないために懸命な努力を行っているのであって、必ずしも加入者のためを思って解約を思いとどまるように説得しているとは限らないわけです。
このため、コールセンターへ電話連絡して解約意思を暗証番号入力と共に伝えると、スムーズに解約出来ます。
営業査定システムがジブラルタ生命を解約させてくれない原因
営業査定システムが短期解約に対して厳しいことが、ジブラルタ生命は解約させてくれないという評価に繋がっています。
加入から数ヶ月で解約を行ってしまう事例は、どこの生命保険会社でも身内を利用した実績水増し方法としてかつて不正行為に使われていました。
このため、営業査定システムでは半年以内の解約については厳しい営業ペナルティーが営業担当者に対して課されることになっています。
加入者が別の生命保険が良いと考えて解約を希望しても、営業担当者が身内や知人を短期間だけ契約させて報酬アップを狙った自爆営業だと会社から疑われてしまうことが一因となっている状況です。
ジブラルタ生命が解約させてくれない事態は電話連絡で防げる
ジブラルタ生命の営業担当者が解約させてくれない事態は、コールセンターへ解約希望の電話連絡を入れることで防げます。
営業担当者から電話連絡が入ることがありますが、嫌な気分にされたら再度コールセンターへ電話連絡すれば営業担当者変更も視野に入れてもらえるでしょう。
実際の解約手続きを行うためには、書面でのやり取りが必要になり、解約返戻金の精算があるのでジブラルタ生命の別営業担当とは話をしなければなりません。
しかし、繰り返し苦言をコールセンターへ入れておけば、強引な引き止めをしなくなるので安心して他社への切り替えが出来ます。
ジブラルタ生命を解約させてくれないならば内容見直しを考えよう
ジブラルタ生命を解約させてくれないならば、困難な解約を選ばずに内容見直しという別の方向へ話を進めれば良いです。
積立型の生命保険は、払い込み済み保険料を原資として運用益により保障サービスを提供しています。
既に払い込み済みの保険料のみで受けられる保障に限定して、払い込み済み契約という形に出来ないかジブラルタ生命へ確認してみると良いでしょう。
加入期間が短すぎて払い込み済み契約に出来ないならば解約という形で話を持って行けば、営業担当者も解約に応じざるを得ないでしょう。
単純に一時的な収入不足で保険料が払えなくなる見込みならば、加入者貸付制度を利用して乗り切れば問題ありません。
ジブラルタ生命が解約させてくれないなら払済保険へ切り替えてもらおう
解約させてくれないならば、ジブラルタ生命へ払済保険へ切り替えてもらう交渉を行うと良いです。
明確に保険料の支払いが収入減少といった経済的な事情で解約を希望していると話せば、何とか解約返戻金を払いたくない限りは払済保険という形で払込原資を限定した保障内容に切り替えてもらえます。
加入者貸付制度により、ある程度の金額まで借りた上で最終的に解約を行う方法もありますが、生命保険の乗り換えではなく経済的な事情が理由なら、生命保険の重要性を考慮して払済保険と加入者貸付制度のどちらを利用すべきか真剣に相談してみると良いでしょう。
ジブラルタ生命が解約させてくれない理由を知ろう
ジブラルタ生命が解約させてくれない理由を知れば、あくまでも生命保険は加入者本人のための保険であって営業担当者の収入を確保するためのものでは無いと分かります。
ジブラルタ生命の給与体系に短期解約ペナルティーと継続率によるボーナス査定があるからであって、必ずしも加入者本人のことを思っての遺留ではありません。