がん保険で評判悪い保険とはどんなものなのでしょうか。
がん保険の中で評判が悪いものが存在することは、実際に受け取れるはずの保険金支払い拒否をされることがあれば、一気に拡散してしまいます。
また、保障内容を比較した結果として、割高過ぎると感じるがん保険も同様に評判悪いわけです。
では、実際にどのようながん保険が該当するのでしょうか。
がん保険で評判悪いのは支払い拒否事案が原因
がん保険を解約した人が評判悪い原因となることは、実際に契約約款の解釈を盾にして支払い拒否をしている保険会社が存在しているからです。
告知義務違反と上皮内新生物の取り扱いに関しては、約款に細かく記載されているものの保険加入時に代理店が不利になる事項を説明していないことが少なくありません。
本来ならば受け取れるはずの保険金を受け取れなければ、SNSが発達した現代社会ではすぐに支払い拒否の事実が拡散してしまい、評判を落としてしまいます。
がん保険商品の内容が複雑化しすぎていて、約款を隅から隅までしっかり確認する几帳面な性格をしている人以外は、実際に保険金を受け取れないと判明した時に失望と怒りがこみ上げてしまいがちです。
がん保険で評判悪いものは上皮内新生物の保障が低い
がん保険へ加入していれば、がんが発見された時点で診断給付金を受け取れると考えている人が少なくありません。
しかし、評判悪いがん保険の多くは、がんを上皮内新生物と悪性新生物の2種類に分けて考えるだけでなく、診断給付金や手術給付金に対する保障額を1/10~1/2程度まで減額しています。
がん保険に加入した時に受け取れる金額の一部または全く受け取れない状態ならば、騙されたと考えてしまってもやむを得ないでしょう。
中には完全に上皮内新生物に対しては保障対象外としているがん保険もありますが、キッパリ保障対象外としているがん保険は加入時に手厚い説明をしているのでトラブルに成りにくいです。
がん保険で評判悪いものは特約だらけのものも原因となる
評判悪いがん保険の中には、基本保障だけでは保障内容が不十分すぎて特約を多数追加しなければまともながん保険にならないことがあります。
特約の数が多いほど払込保険料が増えるので、基本保障部分から取捨選択出来ないために割高な契約内容となりがちです。
生命保険の特約扱いでがん保険を提供している会社については、ベースとなる基本保障部分の保険料が高額でありながら、がん保険特約をバラバラに付けなければならず割高感が生まれてしまいます。
単体でがん保険を提供していない保険会社は、バラバラに入るよりも得だという案内をしますが、冷静に判断出来なければ後から高額な保険料に不満が溜まってしまうわけです。
がん保険の評判悪いアフラックの上皮内新生物に対しての保障
アフラックのがん保険は、悪性新生物に対して100万円の給付金を受け取り出来たとしても、上皮内新生物については10%の10万円までしか保障されない点が評判悪いです。
他の保険会社ならば、上皮内新生物については初期がんという扱いで悪性新生物の50%または100%同額保障を受けられるので、わずか1割しか保険金を受け取れないことを知った人は気分が悪いでしょう。
上皮内新生物については保障外と加入時に説明しているがん保険ならば、最初に説明されているので納得出来ますが、1割でも保険金を支払われるからこそ、悔しい思いを周囲にぶちまける人が多くなります。
がん保険の評判悪い住友生命の基本保障
住友生命のがん保険の評判悪い点は、単体のがん保険を提供していないために「ドクターgo」という保険商品に、特約扱いでがん保険を付加する方式だからです。
がん入院特約・がん薬物治療特約・がん診断特約・先進医療特約・女性疾病入院特約という5種類の特約を選んで付加出来る方式となります。
しかし、基本保障部分のドクターgo自体の保険料が高額かつ保障内容を削れないために、払込保険料が極めて高くなってしまうわけです。
別途単体のがん保険へ加入した方が安上がりになることも多いので、住友生命のがん保険は評判が悪くなりがちです。
がん保険の評判悪いものは中身をチェックしよう
評判悪いがん保険は、どの部分に問題があるのか中身のチェックを行うと、がん保険選びに詳しくなります。
保険会社同士の競争環境により様々ながん保険が提案され、結果的に生き残ったがん保険以外は評判悪いものとして扱われてしまう状況です。
まだがん保険の取扱い終了となっていなければ、全てが悪いわけではなく一部の契約者からは支持を得ていることが分かります。