学資保険を22歳満期なぜ?学資保険は、18歳、20歳、22歳の3つ満期がありますが、これは重要なポイントです。
満期の時期を間違えると、お金が必要な時期に保険金が入ってこないことになるので、せっかく入っていたのに元も子もない結果になります。
そして、大学にかかわる現金の調達なら22歳満期の保険を検討されるかもしませんが、なぜ卒業時期の22歳なのかご存知でしょうか。
学資保険を22歳満期なぜ?|18歳 20歳 22歳満期があるのはなぜ?
学資保険の満期金として設定されるのに、受け取るタイミングを分けることで、どのタイミングにお金が必要になるのかわからないので、それぞれの家庭の事情に合わせて設定できるようにするためです。
家計のやりくりで、入学時期に入学資金として必要になる家庭もあれば、大学在学中に授業料や学費、仕送りなどで必要になりそうだという家庭もある、もし家計にある程度余裕があれば、卒業のタイミングで受け取れるようにして、貯蓄感覚で学資保険を利用する方もいます。
このようにそれぞれ受け取るタイミングを設定することで、必要なタイミングに応じて満期に保険金を受け取ることができるというものです。
学資保険を22歳満期なぜ?|大学在学中いくらぐらい必要?
いつお金を受け取るのが得?というのももう一つの疑問となります。
大学在学中に必要な費用としては、国立大学の場合、入学金として60万円から80万円程度、年間の授業料で100万円程度、合計で500万円から550万円ぐらいとなります。
私立大学の文系だと、入学金として100万円程度、年間の事業量で150万円程度、合計で700万円ぐらいとなります。
私立大学の理系の場合、入学金で100万円から120万円程度、年間の授業料で180万円程度で合計で850万円ぐらいとなります。
このように、同じ大学入学といっても、進路によって変わってくるので、一概にいくらいつ必要かと決めるのは難しいです。
学資保険を22歳満期なぜ?|満期ってなに?
学資保険の満期日は、勘違いされやすいのですが、簡単にいうと保険金の受取日のことです。
正確にいうと、学資保険の満期日は、それぞれ設定した満年齢を迎えた日となります。
つまりお子様が18歳を迎えて、その次の契約日が満期、つまりお金を受け取れる日となります。
18歳を満期としている場合、18歳になった後の契約日となります。
もし、大学の入学の準備のために間に合わせたいなら、早めに契約しておきましょう。
早生まれの方は注意しましょう。
もしかすると、誕生日が2月、そこで18歳になるとすると2月の誕生日以降か、3月に契約日を設定しておかないと、入学に間に合わない可能性があります。
学資保険を22歳満期なぜ?|メリット
学資保険で18歳を満期とするのには、一般的に考えて、入学金、授業料、引っ越しに必要なお金などいろいろ用途が多いので納得がいくと思います。
また20歳も、成人式を迎えるのでいろいろお金が要りようになるし、在学中は仕送りで家計も圧迫されます。
ですので、これも納得ができることです。
ですが、22歳と設定するのには、どのようなメリットがあるのだろうかと思われるかもしれません。
実は22歳を満期に設定するのにもある程度のメリットがあるのです。
満期の時期が遅いことで、受け取る金額も多くなり、月々の保険料もその分均等になるので少なくなります。
それから途中で使いこむことがないので、学費以外の用途に使うこともできます。
学資保険を22歳満期なぜ?|22歳満期がおすすめな人
このように学資保険を22歳満期と設定するのはある程度メリットがあることなのですが、注意しておくことがあります。
それは、入学金や学費、引っ越しや仕送りなど、主に入学前や在学中にかかる費用に直接当てることができないということです。
ですので、それは自己調達できるという前提となります。
ある程度経済的に余裕があり、別途でそれらの費用は作れるけれども、もしかしての時に蓄えておきたい、あるいはそこで調達するために預金を切り崩した分を埋め合わせたい、などの希望があるかたに22歳満期はおすすめです。
預金として、もしものためにとても心強いことでしょう。
学資保険を22歳満期なぜ?|気をつけること
このように学資保険の満期のタイミングはとても大切です。
今回は22歳を満期とすることのメリットをお話しましたが、あまり家計に余裕がない方は、入学時、一番必要なときに資金がなくてピンチ!?ということにもなりかねませんの、あまり無理はしないことです。
ですが、前々からきちんと計画的に預貯金が出来る方には、このような余裕資金があるととても安心です。