学資保険の中にもゆうちょの学資保険がありますが、けがをした場合には保険料は受け取る事ができるのでしょうか?ここではゆうちょ(かんぽ生命)の学資保険についてと、けがをした場合の保証の有無について紹介していきます。
学資保険のゆうちょでけがは保障される?|ゆうちょの学資保険とは?
ゆうちょの学資保険は主に分けて3つのコースに分かれていて、「大学入学時」「小中高+大学入学時」「大学入学時+在学中」があります。
どのコースについても出生予定の140日前から加入する事ができるのがゆうちょの学資保険の特徴となっています。
さらに契約者が死亡した場合は、その後の保険料の支払いをする事なく予定通りの学資金を受け取る事もできます。
他にも17歳満期契約もあり、学資金に必要な時期に合わせてプランを変える事もできます。
また、子供がけがや病気で入院または手術をした場合でも、医療保証として準備する事ができるのも大きな特徴となっています。
学資保険のゆうちょでけがは保障される?|医療保障の特約内容
ゆうちょの学資保険の医療保障の特約内容では「入院した時」「手術を受けた時」「放射線治療を受けた時」の3つの特約内容に分かれています。
その時の詳しい保険金ではまずは入院した時には、入院初期保険金として「入院日額の5倍の額・22,500円まで」と「日額入院費×4,500円」が支給される事になります。
手術を受けた場合で外来の手術の保険金は「入院日額の5倍の額・22,500円まで」となり入院中の手術を受けた場合では「入院日額の20倍の額・90,000円まで」を受け取る事ができます。
放射線治療を受けた場合の金額では「入院日額の10倍の額・45,000円まで」受け取事ができます。
学資保険のゆうちょでけがは保障される?|学資保険が適用される条件
けがをした場合には入院すると学資保険が適用される事になり、その時の条件として不慮の事故などでのけがをした場合で、さらに3年以内に1日以上入院した場合にのみ学資保険の医療特約が適用されます。
けがでの手術をした場合でも同様に3年以内に不慮のけがをしてしまい、医療保障制度の点数表で手術の暫定対象となる場合のみ学資保険の医療特約が適用されます。
また放射線治療でも同様で3年以内に不慮の事故でけがをして放射線治療か温熱療法を受けた場合のみ適用されます。
こちらの医療特約には入院初期保険金のある I 型と入院初期保険金のない II 型の2つの医療特約があります。
学資保険のゆうちょでけがは保障される?|通院のみのけがでは保険金はもらえない
ゆうちょの学資保険の医療特約では、けがで入院した場合には保証対象となりますが、通院のみのけがなどでは保証対象にはならず保険金は受け取る事はできません。
かんぽ生命の公式ホームページの特約内容などを見ても通院による保障などは掛かれていなく、学資保険の解説ホームページを確認しても保険対象になるのは「不慮の事故によるけがでの入院」という文言しか記載されていないため、けがをした場合でも通院のみでは保険料は受け取る事はできません。
そのため子供が不慮の事故でけがをしても、軽い怪我や通院の必要がない怪我などになると、学資保険に入っていても保証対象にはなりません。
また病気に関しても同じく入院などをしなければ保証対象になる事がなく同じく支給される事はありません。
学資保険のゆうちょでけがは保障される?|医療保険と変わりはない
ゆうちょの学資保険の医療特約の内容は一般的な医療保険と内容が変わらないため、けがでの通院の場合では保険料はおりる事はなく、他の医療保険でも通院のみのけがの場合では保険料は支払われる事はありません。
したがって、ゆうちょの学資保険でも例外という事はなく通院だけのけがだけでは保険料を受け取る事はできません。
けがの度合いにも寄りますが、おおよそ骨折などの大きなけがでなければ保険料はおりる事はなく、その時も入院をしなければ学資保険の医療特約は対象外になってしまいます。
ゆうちょの学資保険の医療特約はかんぽ生命の医療特約「その日からプラス」のホームページで確認する事ができるので、詳しい内容を知りたい場合には確認しておくと良いでしょう。
学資保険のゆうちょでけがは保障される?|まとめ
ゆうちょの学資保険の内容とけがをした場合の保証の有無について紹介してきました。
ゆうちょの学資保険は3つのコースがあり、それぞれに特徴がありどのコースも出生前から入る事ができます。
また医療特約も付いていて、入院、手術、放射線治療を受けた時に保険対象となり保険料を受け取る事ができます。
ただし、通院のみのけがの場合では保険対象外になってしまうので、かんぽ生命の公式ホームページで確認する必要があります。