がん保険の5年更新タイプはどういったものがあるのでしょうか。
がん保険へ加入する際に5年更新タイプと終身保障タイプがありますが、どちらに加入するか悩む人が少なくありません。
定期保険は5年ごとに保険料の値上がりがあるものの、必要な期間のみ掛けられるメリットがあるものの、終身保障タイプとの違いを知って契約しなければなりません。
がん保険で5年更新タイプなら定期的に見直せる
がん保険には5年ごとに保険料の見直しをしつつ更新可能な定期タイプと、一度加入すれば一生涯保障が続く終身型があります。
一見すると終身型ならば保障内容が一定でありながら、保険料も上がらずに変わらぬ保障が受けられるのでメリットが多いと考えがちです。
しかし、貨幣価値が一定ではない以上、30年後に同じ保障内容だったとしてもインフレしていたらほとんど意味がない保障内容となりかねません。
終身型の場合には、長年一定額を払い続けることにより保障内容と払込保険料が近づいてしまうという問題点があります。
必要な保障内容を定期的に見直せないので、定期型がん保険ほどの柔軟性がありません。
がん保険の5年更新タイプは保険料が上がる
がん保険の保険料は、定期型の場合5年ごとに払込保険料の更新が行われます。
なぜなら、定期型のがん保険については、がんになるリスクが高い中高年になるほど保険料が高くなる傾向にあるので、リスクを細分化したがん保険と考えられるからです。
必要な時だけがん保険に入れるメリットがあるからこそ、複数のがん保険を常に比較した上で最も条件が良いと考えられるがん保険のみに加入出来ます。
更新時に他社がん保険へ切り替えても、原則として掛け捨て型になるため問題ありません。
保障内容も常に見直しつつがん保険に加入出来るので、無駄がないわけです。
がん保険の5年更新タイプでSBI損保は90歳まで更新出来る
がん保険は一定年数ごとの更新ですが、払込保険料の見直しが5年ごとに行われるSBI損保のがん保険は、18歳から最大95歳までの加入期間となります。
90歳までは更新契約が出来るので、必要な保障内容と保険料のバランスを考えながら自由に特約を付けたり外したり可能です。
損害保険会社が提供するがん保険だけのことはあり、60代から急増するがん罹患リスクを考慮した保険料が定められています。
他のがん保険よりも定期保険でありながら日本人の平均寿命を越えても更新可能ながん保険は珍しいので、長生きする家系の人に向いています。
がん保険の5年更新タイプでソニー損保は更新を行いやすい
5年ごとに更新するタイプのがん保険の中では、保障内容をがん治療重視と入院費用重視の2種類からベース契約を選べるソニー損保なら自分に合ったがん保険を見つけやすいです。
特約による先進医療給付金を手厚くすることも可能なため、終身型では限界がある払込保険料の割に高額な保障を受けられるメリットがあります。
標準治療では後遺障害が残りやすい治療を選択しなければならない時であっても、先進医療特約を予め準備しておけばがん治療時に身体にかかる負担を最小限に出来ます。
健康を早く取り戻すためにも、がん治療に専念したい人に向いているがん保険です。
がん保険の5年更新タイプという考え方を脱却したアクサダイレクト
定期型がん保険は、5年ごとの更新というタイプが一般的ですが、アクサダイレクトでは10年ごとの更新という長い契約サイクルを実現しています。
リスク細分型のがん保険であっても、細かく常に見直すのが面倒といったケースでは、10年間保障内容が変わらないメリットは少なくありません。
終身保険に入らずに定期保険を選んだけれども、細かく保険料が上がることは避けたいと考えているならば、加入時期を調整して1度決めた保障内容を次に見直すまでの期間を長く出来るメリットがあります。
保障内容の見直しは、細かい保険契約を全部チェックしなければならず、保険の見直し自体がストレスとなりかねません。
少し時間に余裕を持ちたい人に向いているがん保険です。
がん保険の5年更新タイプの定期なら必要な保障のみ契約できる
がん保険の中でも5年更新の定期型を選ぶと、一律掛け捨て型となるために少ない掛け金で大きな保障内容を得られます。
がん保険は年齢に伴い発症リスクが変わるので、最も発症率が高い60台の保険料が割高になりがちです。
しかし、家族構成やライフステージに合わせて必要な保障内容は常に変わるので、5年という更新サイクルが保険料の無駄を防ぐ手段として有効です。