スノーボード保険JSBAの4つの特徴について紹介をします。
若者を中心にスノーボードは、依然として人気の高いウインタースポーツですが、一方ではスノーボードで怪我をされたり、大切なボードが盗難に有ったりした経験をお持ちの方も多いと思います。
特にスノーボードの場合、スキーとは異なり両足が固定された状態で滑る為、転倒した際には頭を打ったり骨折してしまう等のリスクが高くなります。
又、初心者に多いのは他のスノーボーダーとの衝突によってお互いに怪我をしてしまう場合も有ります。
そこでそんなスノーボード用の保険をJSBA(日本スノーボード協会)が提案し保険商品として販売されております。
そこでJSBAのスノーボード保険について調べて見ましょう。
スノーボード保険JSBAの4つの特徴
JSBAのスノーボード保険には大きく4つの特徴が有ります。
先ず保険の対象はスノーボードによる怪我は勿論ですが、大切なボードの盗難にも対応すると共に、スノーボード以外での怪我の補償にも使う事が出来ます。
次に、スノーボードによる怪我における手術費用や入院中の介護補償等にも保険の適応が出来ると共に、スノーボードは雪山で楽しむスポーツですが、万が一の遭難等の場合に必要になる救援者費用等も補償の対象になります。
又、怪我などのよる入院については最大1,000日とし、長期療養等の補償が受けられます。
更に、スノーボードクラブ等団体加入の場合には、保険料の割引等を受ける事が出来ます。
この様にスノーボードに限らず様々な万が一に備える事が出来るのがスノーボード保険JSBAの特徴です。
スノーボード保険JSBAのタイプ
このスノーボード保険JSBAには補償の範囲によっていくつかのタイプが有りますので、ご自身が加入する場合には、どのタイプに当てはまるのかを確認した上で加入する様にしましょう。
そのタイプは大きく分けてスノーボードの競技又は指導者を職業としていない方と、スノーボードの競技への参加や指導者を職業としている方に分かれます。
競技や指導者の職業を行っていない方の場合には、A型/E型、B型/F型と分ける事が出来ます。
A型とE型はスノーボード中の怪我による入院や通院等による治療が補償の対象になりますが、B型やF型は大切なボードの盗難等にも対応出来る補償内容になっております。
一方、競技への参加や指導者を職業とされている方は、C型或いはD型に分けられスノーボード中の怪我による入院や通院治療のみが補償の対象となります。
スノーボード保険JSBAの補償額と保険料
スノーボード保険JSBAの補償内容について調べて見ましょう。
先ず、最も保険の基本となるスノーボード中に相手に怪我等をさせてしまった場合の賠償については、A型/E型の保険の場合最高6,000万円、B型/F型の場合には最高で1億円の補償を受ける事が出来ます。
次に死亡や後遺症等の補償としては、A型で126万円、B型で433万円、C型で389万円、D型で580万円、更にE型で54.2万円、F型では537.8万円とされております。
更に入院保険の場合には1日当たり2,000円から6,000円迄が支給されます。
又、入院が必要になってしまった場合の介護保険は年間で100万円とされております。
気になる保険料ですが、A型の場合12,000円、B型では22,000円、C型では15,000円、D型22,000円、E型は12,000円、更に型では22,000円の年間保険料が掛かります。
スノーボード保険JSBAは契約に時間が掛かる
スノーボード保険JSBAに加入する場合に注意しておきたいことは、加入申し込みから補償開始迄にある程度の時間が掛かる事を念頭に加入の申し込みを進める必要が有ります。
基本的に加入の申し込みは何時でも行う事が出来、保険期間は1年間となっております。
例年4月から10月20日迄に申し込みをされた方の場合の保険適応は11月1日からとなります。
次に10月21日から11月5日の間に加入申し込みをされた場合の保険適応は11月15日からとなります。
この様に加入申し込みを行い保険代金を振り込んでから保険が適応になる迄の期間は最短でも10日間、最長の場合には3週間ほど掛かる事になります。
この事から、保険に加入申し込みをされても、補償を受ける事が出来るまでには空白の期間が有る事を理解しておくと共に、もしも加入される場合にはスノーボードシーズンが始まる前の早い段階で加入申し込みを済ませておく事が大切です。
スノーボード保険JSBAの加入条件と申し込み方法
スノーボード保険JSBAの加入条件や申し込み方法について確認しておきましょう。
先ず、加入条件ですが先ず何と言ってもJSBA(日本スノーボード協会)の会員で有る事が必要になります。
もしもJSBAの会員で無い場合には入会する必要が有ります。
その上で新たにスノーボード保険に対する加入申し込みが必要になります。
新規で加入される場合には、加入依頼書に名前や住所、連絡先等の必要事項を記入しJSBAに提出します。
又、既にスノーボード保険に加入されている場合には、前年と同じ条件で保険継続するか、保険の内容の見直しを行います。
その際、保険内容に変更が無い場合には加入依頼書の提出は不要になります。
又、注意しておきたいのは保険の継続を行わない場合でもその旨を記載した加入依頼書を提出しなければならない事です。
スノーボード保険JSBAの特徴とタイプを理解する
スノーボード保険JSBAは、スノーボーダーにとってはとても貴重な保険です。
又、日本スノーボード協会の後ろ盾が有る事から安心して加入できる保険で有ると考えます。
保険の加入に当たっては、保険の特徴やタイプ別の補償内容をきちんと理解した上での加入が必要となりますが、年間の保険料は決して高くは有りませんので、スノーボードファンであれば是非とも加入しておきたい保険で有ると言えます。