マニュライフ生命の個人年金である「こだわり個人年金」は、 元本割れのリスクがある年金です。
そこでこの個人年金がどういった保険なのか、保険の概要や元本割れのリスクについてなるべくわかりやすく解説していきますよ。
マニュライフ生命の個人年金の元本割れのリスクとは
マニュライフ生命の個人年金で元本割れするリスクがあるのは、外貨建ての年金だからです。
外貨建の年金は、為替相場の影響を受けますよね。
為替相場は上がったり下がったりする性質があり、将来的にどうなるのかは予測できません。
そのため大きく為替変動した場合に、元本割れするリスクがあります。
これがマニュライフ生命の個人年金が、元本割れしてしまうリスクの理由です。
マニュライフ生命の個人年金を始めれば必ず将来のための備えになると考えてしまいがちですが、絶対そうなると安易に期待し過ぎるのではなく、元本割れのリスクがあると心得ておかなければいけないですよね。
マニュライフ生命の個人年金のメリットと元本割れについて
マニュライフ生命の個人年金は元本割れするリスクはあるものの、もちろんメリットがあります。
まずメリットとして真っ先に取り上げたいのは、外貨で運用することによる運用成果に期待できる点です。
運用は利回りがどれぐらいあるのかで結果が大きく違ってきますが、外貨建てにすることによって十分な利回りを期待できますよ。
日本と比較してアメリカやオーストラリアは高金利で推移していますから、外貨建てにしたほうが単純に得だとわかりますよね。
この金利はあくまで過去の実績に基づく予測に過ぎませんが、外貨建てには金利面での魅力があります。
マニュライフ生命の個人年金の元本割れとリスク回避について
マニュライフ生命の個人年金には元本割れする可能性がありますが、そのリスクを回避するための手段が講じられています。
最低保証積立利率が年1.5%に設定されていることにより、利率が年1.5%より下がらないようになっているのです。
つまりリスクをできるだけ回避するような形で、外貨による運用を試みているということですよね。
また支払いは円で統一されていることもあり、為替変動によるリスクもなるべく軽減されるような仕組みになっていますよ。
このような形での運用をマニュライフ生命の個人年金は行っていますので、よく考えて判断したいですね。
マニュライフ生命の個人年金は元本割れのリスクがあるがライフステージによって変更できる
マニュライフ生命の個人年金は、ライフステージの変化だったり家庭の財布事情などを理由に契約内容を変更することが可能です。
家族とともに生活をしていれば、いろいろな変化がありますよね。
子どもが進学することになってお金がかかる、親の介護をしなければいけない、給料が減額されてしまったなどいろいろな変化があっておかしくありません。
このような場合に個人年金の支払いを一旦ストップして余裕ができたらまた再開するなど、状況によって契約内容を変更できます。
臨機応変に対応できる個人年金なので、為替相場による元本割れを極力回避することも可能ですよ。
マニュライフ生命の個人年金は元本割れのリスクがあるが評価は?
元本割れのリスクがあるマニュライフ生命の個人年金ですが、その評価はいったいどうなのか気になるところです。
利用している人の口コミで特徴的なのはやはり「外資建てならではの金利の高さが魅力」というものですね。
高金利ならそれだけ運用は成功しやすくなりますから、そこはマニュライフ生命の個人年金で良いと感じられる点です。
しかし「保険料の高さがネック」という口コミもあります。
この場合は家計のキャッシュフローに合わせ、契約内容を変更することで対応するのがベストですよね。
ただ元本割れさえしなければ、高く評価できる個人年金の1つですよ。
マニュライフ生命の個人年金は元本割れするかもしれないが魅力的
マニュライフ生命の個人年金は、為替相場の変動によって元本割れしてしまうかもしれません。
ですがその点さえ除けば、なかなか魅力的な個人年金です。
外貨建てによる金利の高さには期待できますし、家計の状況に合わせて契約内容を臨機応変に変更できるのはありがたいです。
リスクがないわけでありませんが、個人年金を始めるなら候補の1つには加えておきたいですよね。