魚の目手術は生命保険で保障される?生命保険の保障の対象になる手術には様々な病気や怪我があります。
癌の手術や重い怪我の手術などが生命保険の保障の対象になりますが、「魚の目」と呼ばれる皮膚の異常の手術に対しては生命保険の保障になるのでしょうか?ここでは魚の目と生命保険の保障について解説していきます。
魚の目手術は生命保険で保障される?|魚の目の症状と原因
そもそも、魚の目はどうして出来てしまうのでしょうか?足の裏や手の指などにはマメが出来てしまう事がありますが、マメができる原因は慢性的な皮膚への刺激が角質の表面で起こる事によって角質層が硬くなりマメになってしまいます。
魚の目の場合でも、マメが出来てしまう原因と同じになりますが角質層内に「芯」が出来てしまう状態が魚の目と言います。
具体的な魚の目の原因には、足のサイズに合わない靴や幅が狭いヒールなどを履いていると足の裏などに出来やすくなります。
また痛みの原因では、皮膚の角質層の深い部分に円すい形の形をした硬い角質か形成されてしまう事によって、足を踏み込んだ時や指で軽く押すと痛みの症状として出てしまいます。
魚の目手術は生命保険で保障される?|自己の魚の目の正しい処置
小さな魚の目などでは病院で手術などをしなくても自分で魚の目の処置や治療する事ができます。
そのためにはまずは薬局やドラッグストアで魚の目の治療薬を購入する必要があります。
魚の目の治療薬では「サリチル酸」と呼ばれる皮膚を柔らかくする薬があり、魚の目の部分に適量塗り2日~3日ほど皮膚に薬を浸透させてあげると、皮膚が白く柔らかくなります。
皮膚が柔らかくなったところで、ピンセットなどで魚の目の周辺部から痛くない程度で少しずつ削っていき、中央の芯が取れるまで時間を掛けてゆっくりと取り除いていきます。
お風呂上りなどにすると皮膚もさらに柔らかくなっているので、痛みのない程度にとる事ができます。
魚の目手術は生命保険で保障される?|魚の目の手術の方法
魚の目も比較的小さなものでしたら自己治療する事ができますが、足の裏の魚の目の症状が進んでしまった場合にはまともに歩くことも出来なくなってしまうので、そのような状態になったらば手術などの病院での治療が必要になります。
主には皮膚科での手術になりますが、その手術の方法は電気メスで角質を溶かすように切ったりレーザーを使った手術などもあります。
手術の場合にもサリチル酸を使って皮膚を柔らかくしながら少しずつ除去していき、芯を摘出して終了となります。
この魚の目の手術も芯が深い位置にあると何度も手術をしなくてはならないので、魚の目が出来てしまったら早期の治療をする事をオススメします。
魚の目手術は生命保険で保障される?|保障対象にはならない
魚の目などの手術では公的健康保険などは通用しますが、一般的な民間の生命保険の保障の対象にはなりません。
生命に大きく関わる手術や大きな怪我の手術の場合には手術給付金をもらう事ができますが、魚の目の場合には生命に大きく関わる手術でもなく、症状としても軽い症状が多いいため生命保険の対象にはなりません。
また、多くの手術の生命保険の対象外になってしまうものでは約款に記載されていることが多く、その約款の中には「魚の目」も対象外と記載されている物が多いため、魚の目の手術は生命保険の保障の対象にならない事になります。
魚の目手術は生命保険で保障される?|魚の目以外の手術でも保証対象外の手術
魚の目の手術は生命保険の保障の対象外になってしまいますが、魚の目と似た症状の「鶏眼(けいがん)」や「胼胝(べんち)」といった魚の目よりも重い皮膚の手術でも保険の対象外になってしまいます。
これらも生命保険会社の約款に記載されていることが多く、上記の手術をして手術給付金を受け取れると思っていても、約款で決まっているため給付金を受け取る事はできません。
他にも抜歯やインプラントなどの歯科医院でおこなわれる口腔手術手も術給付金をもらう事ができないため、確認しておく必要があります。
ただし、病気のための口腔外科での手術では、保険対象になる可能性が高いので各生命保険会社に確認する方が良いでしょう。
魚の目手術は生命保険で保障される?|まとめ
魚の目の主な原因は自分の足のサイズに合っていな靴やヒールなどが主な原因です。
その他にも癖のある歩き方などでも魚の目が出来てしまう人もいるので、魚の目が出来てしまったら早めの処置をする必要があります。
また魚の目の手術では生命保険の対象外になってしまうので、手術給付金の支給はされないので事前に手術費用の確認をする事をオススメします。