予定日超過で入院をした場合、医療保険の対象になるのかどうかはとても気になるところです。
出産にはとてもお金がかかりますよね。
そこで予定日超過で入院をした場合をはじめ、出産と医療保険に関する基本的なことについて解説します。
予定日超過で入院した場合の医療保険の前に知っておきたい正常分娩と保険のこと
医療機関を受診して処置を受けるのですから、出産に関係した費用は保険で適用されるのではないかと考えるのが一般的ですよね。
しかし残念ながら特に異常がない正常分娩の場合は、健康保険及び医療保険が基本的には適用されません。
いわゆる通常の妊娠や出産には、保険が適用されないのです。
保険が適用されないということは、自己負担になってしまうということです。
これはなかなか痛いことですよね。
保険が適用されれば金銭的にかなり楽になるのですが、正常分娩の場合はそうではありません。
かなり厳しい現状になっているのは、否定できないところです。
予定日超過で入院した場合の医療保険は適用となるのか
妊娠後42週間が経っても出産が始まらず予定日超過となった場合は、誘発を誘発させるための措置を取ることがあります。
陣痛誘発剤を使用したり、子宮口を開く措置などがそれに該当します。
このいわゆる誘発分娩を行った場合の費用は人によってまちまちですが、10万円から20万円ほどプラスされると考えておくといいかもしれません。
ただこのような処置を行ったとしても、最終的に自然に分娩した場合は正常分娩とみなされ、やはり医療保険が基本的には適用されません。
たとえ誘発分娩であっても、医療保険が基本的には適用されるわけではないのです。
予定日超過で入院した場合の医療保険が適用されるケースは
では予定日超過で入院した時、医療保険が適用されるケースはどんなケースなのかということですが、異常分娩によって何らかの治療行為が行われた時は基本的に医療保険の適用になります。
適用されるケースには、帝王切開や吸引分娩などが挙げられます。
これらの分娩を行った場合は医療保険の対象になる場合がありますので、どのような経緯で分娩をしたのかがとても大事になってきます。
正常分娩の場合は医療保険の適用にならないのですから、正常分娩なのかそうでないかが、適用されるかどうかのキーポイントになります。
その点をよく理解したうえで出産に臨むのがベストです。
予定日超過で入院した場合の医療保険は保険会社にしっかりと確認
予定日超過で入院した場合の医療保険は、保険会社によって細かく違っているのが普通です。
手厚く保障を行っている保険会社もあれば、特にそういうわけではない保険会社もあります。
どのような保険内容になっているかはそれぞれの保険会社ごとによって異なりますので、適用の対象がどうなっているのかを隅々まで確認しておいたほうがいいのはいうまでもありません。
出産は女性の人生にとって一大事ですが、どうなるのかわからない未知数の部分があります。
どのような形で出産するかはその時その時で異なりますので、医療保険についても事前によく掘り下げておく必要があります。
予定日超過の入院も想定して医療保険を選ぶ
妊娠や出産にはどうなるか分からない部分がありますので、いろいろと幅広く考えたうえで医療保険に加入することがとても大事です。
自己負担額ばかりが増えてしまう出産はとても厳しいですから、保険によってカバーできるならそうしておいたほうが楽になるのは間違いありません。
そのために医療保険がありますので、備えあれば憂いなしだと考えて予定日超過の入院も想定して保険に加入するのがおすすめな考え方です。
そのためには医療保険同士をよく比較し、どれに加入すればいいのかを見抜かないといけません。
合った医療保険に加入すれば、出産に対しての心の準備ができます。
予定日超過の入院や医療保険のことをしっかりと検討
妊娠や出産に大きく関係する予定日超過の入院や医療保険のことは、なるべく早めにしっかりと検討しておく必要があります。
特に初産の場合は、不安が大きいはずです。
だからこそ万全の態勢で出産に臨むのが好ましく、予定日超過の入院はもちろんのこと、医療保険についてもよく調べておくのが無難です。
そうして準備を整えておけば、それほど慌てることなく出産の日をむかえられます。