終身医療保険を選ぶ際には、730日型以外にも入院保障の日数が複数存在するので悩みがちです。
しかし、終身医療保険ならば、730日型を選ぶと良いというアドバイスを保険に詳しい人から受けることがあるのはなぜでしょうか。
終身医療保険には730日型を始めとする保障日数の違いがある
終身医療保険には、1入院につき730日型の保障期間とする契約が一般的ですが、60日・120日・180日・360日・1,095日と複数存在します。
会社員として勤務している人にとって、終身医療保険に求める内容は1入院につき疾病手当金が出ないほどの長期入院となった場合と考えて良いです。
疾病手当金は入院4日目から1年半の間までは保障されるので、それを超える入院日数と考えると730日型と1,095日型の2択となります。
しかし、1,095日型は保険料が高額となりやすいので、バランスを考えると730日型がお勧めとなるわけです。
終身医療保険として730日型を選ぶ理由
終身医療保険として730日型を選ぶ理由は、一般的な病気や怪我による入院ならば健康保険による疾病手当金で十分賄えるからです。
健康保険は日本人ならば誰でも加入することになっているので、所得に応じた高額療養費制度を利用すれば一般的な世帯なら月9万円以内に医療費を抑えられます。
疾病手当金が1年半は出ることになるので、730日型を選んでおけば、疾病手当金が切れた後の長期入院に対してカバー可能です。
完治が困難な重病の場合には、入退院を繰り返すことになるので、退院から次の入院までが180日以内ならば1入院として日数カウントされます。
終身医療保険は730日型がバランスが良い
730日型の終身医療保険は、1度加入すると100万円以上の保険料を払うことになります。
更に保障期間が長い1,095日型では払い込み保険料総額が300万円を超えてしまうので、実際に受けられる保障内容と比較すれば730日型の方がバランスが良いです。
360日型では健康保険の疾病手当金給付日数の方が長くなってしまうので、1年以内に完治出来ない重病の場合には厳しい選択を迫られることになりかねません。
そこで、730日型を選んでおけば疾病手当金が切れても暫くは対処出来るので、本腰を入れてじっくり治療に専念出来ます。
ソニー生命の終身医療保険の730日型
ソニー生命の730日型終身医療保険は、手術給付金として5万円・10万円・20万円の3種類を用意しています。
別途死亡保険金として50万円が設定されており、解約返戻金の方が死亡給付金よりも多ければ解約返戻金が優先されます。
730日の入院保障に対応していながら、手術給付金と死亡保険金まで付帯しているので、総合型の終身医療保険として幅広い範囲をカバー可能です。
先進医療特約に関する内容は、家族の既往歴や親戚で発症している病気を考慮して決めれば、比較的スムーズにプラン選びを行えます。
730日型の終身医療保険に総合型を求めるなら適している医療保険です。
メットライフアリコの終身医療保険の730日型
メットライフアリコの730日型終身医療保険は、死亡保険金をオプション扱いとすることにより払い込み保険料を抑えたプランを作れます。
先進医療特約の充実度は、医療保険に強いメットライフアリコならではですが、手術給付金を10万円と25,000円と控えめにしたやさしくそなえる医療保険が人気です。
先進医療特約として加入する内容を定期的に見直すことにより、730日間という医療保障日数を確保しても家計に負担にならない医療保険を選択出来ます。
一家を支える大黒柱となる人に適した終身医療保険として、数多くの家庭から支持されているわけです。
終身医療保険は730日型を選んでおけば良い
終身医療保険は、1入院に対して730日型の保障を受けられるタイプを選んでおけば、払い込み保険料と保障内容のバランスが良いと考えられます。
なぜなら、会社員ならば健康保険に付帯する疾病手当金を入院4日目から1年半受けられるので、疾病手当金が切れてからも保障を得られるブランが適しているからです。
保険料が家計に響かない程度と考えると、730日型が適しています。