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医療保険の終身払と60歳払済を比較

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医療保険の終身払と60歳払済を比較した場合、どちらがお得なんでしょうか?生涯の入院費の補償を考えるならどちらも、その役割をこなすことができますが老後の経済的安心を考えると60歳払済に分があります。

この記事では、60歳以降の保険料支払いが不要にもかからず補償が一生続く60歳払済のメリット・デメリットについて詳しく解説していますので医療保険に加入を考えている方は参考になりますよ。

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医療保険の終身払と60歳払済を比較|医療保険の目的とは?

医療保険とは契約者が病気などで入院した際に給付を受けられる保険のことです。

入院費の補償に重点が置かれているのは治療費に対しては国の健康保険が有効であるため。

高額療養費制度もあり、どんなに高額な治療費でも保険対象であれば一定額以上に支払う必要がないんです。

一方、1~4人部屋に入院した場合にかかるベッド代については国の健康保険適用範囲外

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1泊ごとに入院費かさむことになります。

そんな時に有効なのが医療保険です。

将来かかる可能性のある長期入院を必要とする病気に備えて健康保険がサポートしてくれない費用を補償してもらいます。

医療保険の終身払と60歳払済を比較|終身型と定期型の違いは?

医療保険には大きく分けて6種類ありますが、ほとんどの方が利用するのは「終身型」か「定期型」のいずれかです。

医療保険 終身 60歳払済 比較 終身型と定期型の違いは?

定期型一定期間だけ有効な医療保険です。

期間は10年が一般的で、その間にかかった病に関して各種給付金が支給されます。

期限が過ぎたら再度保険契約を結び直す必要があります。

三大疾病をはじめ大きな病気にかかることの少ない40代未満であれば保険料が低く抑えられていますが、50歳を過ぎると保険料が月額1万円を超えてきます。

そのため保険が必要になる高齢者には使いづらいです。

一方、終身型一生有効な医療保険です。

保険料がずっと変わらないので50代過ぎてからの保険料の支払いが経済的です。

終身型の大きなメリットは保険料の支払い計画を利用者が決められることでしょう。

生きている間はずっと払い続けるようにするか、60歳までに一生分の保険料を払ってしまうか選択できます。

このように保険料の払い方によって終身型医療保険は「終身払」と「60歳払済」に分けられます。

それぞれのメリット・デメリットが気になりますね。

医療保険の終身払と60歳払済を比較|終身払は比較してどこが優れているのか?

終身型医療保険の「終身払」は掛け捨てで毎月一定の保険料を一生払い続ける保険です。

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貯蓄型や定期型に比べると特に50歳以降保険料安くなっているのが最大のメリットです。

その時期の保険料を抑えたい方には助かるでしょう。

また保険料が一生涯変わりませんから、生活費のやりくりを考える上で見通しが立ちやすいです。

ただし退職後も支払いが続くので、収入が激減した年金生活を圧迫するリスクがあります。

加入時期が早いほど月額保険料が安くなりますから、将来の保険料を抑えるには若い内から保険に加入することが重要です。

20代に加入したのであれば、定年後の月の保険料は最安クラスです。

医療保険の終身払と60歳払済を比較|60歳払済は比較してどこが優れているのか?

一生分の保険料を60歳まで払いきってしまう終身型医療保険が「60歳払済」です。

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終身型と違って保険料を定年後に支払う必要がないので退職後医療保険負担が一切ありません

年金生活となったら保険料を払わずに補償を受けるということで、数ある医療保険の中でもナンバーワンの人気を誇るのがこのタイプです。

デメリットは終身払に比べて月額保険料高い点です。

一生分の保険料を60歳までに払うので、どうしてもその分月々の支払いが高額になってしまいます。

保険料は60歳まで変わりませんから、仕事のトラブルで収入が減った場合に保険料の支払いに困る可能性もあります。

特に20代・30代における保険料が他の医療保険に比べて高く設定されていますから、若い世帯には払いきれず解約するケースもあるでしょう。

そうなると払った保険料は無駄になってしまいます。

医療保険の終身払と60歳払済を比較|終身払と60歳払済はそれぞれどんな人におすすめ?

多くの方が保険料の安い掛け捨て型終身医療保険利用します。

終身医療保険には終身払と60歳払済がありますが、それぞれ具体的にどのような方が加入するといいのでしょうか?まず終身払ですが、これはとにかく月の保険料安くしたい若い方おすすめです。

医療保険 終身 60歳払済 比較 どんな人におすすめ?

貯蓄は少ないけれど、しっかりした医療保険で万が一に備えたい20代・30代の世帯に最適でしょう。

解約すると何も残りませんが、契約中は貯蓄型よりも豊富な補償を受けられます。

60歳払は定年後の生活にゆとりを持たせたい場合に選びます。

老後の生活のために若い頃に苦労しておこうという考え方であれば最高の保険です。

ただし保険料は終身払より高めなので貯蓄の少ない世帯にはおすすめできません。

医療保険の終身払と60歳払済を比較|60歳払済が一歩リード

医療保険の概要から、掛け捨て型医療保険の終身払と60歳払済に焦点を合わせて見てきました。

人気60歳払済老後負担軽くできるのが最大の魅力であり、売れている理由でした。

治療費など急な出費が考えられる老後で補償と経済的負担のバランスを考えると、60歳払済が選ばれるのは当然と言えます。

しかし、ある程度収入と貯蓄に余裕がないと保険料を支払えなくなるリスクがあることも忘れないでください。

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経済的余裕ない若い世帯は無理せず終身保険おすすめです。