医療保険でワンコインで入れる保険なんてあるのでしょうか。
医療保険にワンコインで入れたら手軽に治療を受けられて良いと考える人が少なくありません。
しかし、実際には数千円で入れる医療保険があっても、ワンコインで入れる医療保険があるとしても信じられないでしょう。
では、実在するワンコインで入れる医療保険とはどのようなものでしょうか。
医療保険をワンコインで入れる保険とはどのようなものか
ワンコインで入れる医療保険は、目安として500円で入れる医療保険と考えて良いです。
月500円の払込保険料で得られる保障内容は、年間払込保険料に換算しても6,000円しか掛け金を払っていないことになるので保険金受取人が多いと成り立ちません。
数万円から数千万円の保障を実現するためには、実際に保障を受ける割合が少ないにも関わらず誰もが欲しいと考えている保障に限定する必要があるわけです。
保障内容を限定して一般的な医療保険の特約に相当する部分だけを抜き出した医療保険とすることで、ワンコインの掛け金でありながら高額保障を受けられます。
医療保険をワンコインだから特化型として実現出来る
特化型の医療保険は、ワンコインの払込保険料で済ませるために保障内容を特に限定しています。
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命が特化型医療保険として月500円にて販売するリンククロス コインズは、先進医療と臓器移植に特化した医療保険です。
他の保険会社が特約として取り扱う先進医療を独立型の医療保険とすることにより、他の医療保険では組み合わせが出来なかった部分を別保険として掛けることが可能になります。
先進医療については保険医療の範囲内から外れた治療を行う際に限定されるので、実際に適用される人はごく僅かに限定されます。
医療保険をワンコインで加入出来る保険として先進医療と臓器移植に特化
ワンコインで加入できる医療保険として、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命のリンククロス コインズならば、先進医療と臓器移植時のみを保障対象としています。
先進医療部分は、先進医療に関わる技術料相当分として通算2,000万円迄保障するわけです。
臓器移植に対しては1回のみの適用で最大1,000万円という高額保障となります。
注意しなければならないポイントとして、先進医療部分については技術料相当分のみが保障されるのであって、技術料以外の部分は自己負担となる点に注意しなければなりません。
先進医療の全てが保障されるわけでは無いと知っておく必要があるわけです。
医療保険をワンコインで特約部分を追加したと考えると分かりやすい
一般的な医療保険で賄えない先進医療部分と臓器移植部分をワンコイン化して、独立の保険を作ることにより新たな需要を生み出しています。
医療保険における特約は、あくまでもベースとなる医療保険に対してセット可能な特約に限定されるわけです。
必要な特約が加入中の医療保険に無ければ、他社医療保険への乗り換えを検討する必要が出てきます。
そこで、医療保険のうち一部の特約部分のみを抜き出して独立した契約が出来るようにしたものが、ワンコイン化した医療保険です。
臓器移植を行う際に、心臓・肺・肝臓・膵臓・小腸・腎臓という特定の臓器のみに限定することで保険適用範囲を最小限としています。
医療保険をワンコインで先進医療部分を補強する
ワンコインの医療保険で保障内容を補強出来る点は、複数の治療方法が存在するがん治療に対しても先進医療特約を組めない場合に有効です。
開胸手術が標準治療であっても、先進医療を選択すれば体力消耗を防げるカテーテル治療へ切り替える方法もあります。
先進医療を導入する際には、費用負担さえクリア出来たら是非ともチャレンジしたいと考える人が少なくありません。
保障内容を超える先進医療治療費が掛かったとしても、ワンコインで掛けられる先進医療に対して有効な医療保険ならば、既存の医療保険をそのまま加入しつつ追加保障として別途特約の代わりに準備出来ます。
医療保険をワンコインで加入するには保障内容を絞れば加入出来る
医療保険は、保障内容をどの範囲にするのかが重要であって、保障内容を絞ればワンコインの支払いで賄えます。
先進医療と臓器移植に特化した医療保険ならば、総合的な医療保険の特約部分のみを独立させたと考えて良いです。
保障内容を特定の部分のみに制限することで、保障内容を充実させても滅多に保険金適用条件へ該当することが無ければ、ワンコインの払込保険料であっても実現出来ます。