脂漏性角化症手術は生命保険の対象になるのでしょうか?老人イボとしても知られる脂漏性角化症手術には、生命保険が適用される可能性があります。
もしも、これを知らずに自費で治療すると損です。
この記事ではなぜ、生命保険で適用があるのか、その理由について見ていくことにしましょう。
脂漏性角化症手術は生命保険の適用がある
脂漏性角化症の手術には、生命保険の適用があるケースがあります。
これは、生命保険の特約で、手術給付金が付いていることが前提です。
近年の保険商品には、この手術給付金が付加されている場合が多くなっているので、まずは、保険証書を確認してみましょう。
このようなイボの手術は、医療保険においても、給付金が支払われる可能性もあります。
せっかく保険に加入しているのですから、生命保険と医療保険の両方を確認して、できるだけ費用負担の少ない形で治療していくことが望ましいです。
ただし、生命保険の手術給付金には注意点が幾つかあるので、以下で、気をつけるべきポイントを確認して下さい。
脂漏性角化症手術は生命保険の対象になる?まずは手術給付金について知ろう
手術給付金は生命保険商品によって、大まかに3つのタイプにわかれます。
まずは、88種類または1000種類の手術に対応しているタイプで、こちらは保険会社が指定している手術を受けた時に、支払われると言うものです。
以前は88か89種類のものが主流でしたが、現在は1000種類のものも登場してきました。
次に、公的医療保険対象の手術に的を絞って給付するタイプ。
公的医療保険は国民健康保険や組合健康保険を指します。
そして、最後に3つ目のタイプは、88種類に加えて、公的医療保険対象の手術もカバーしているタイプです。
最後のタイプが、最もカバー範囲が広いと考えて良いでしょう。
上記のようなタイプが多いのですが、保険商品によって内容が変わってきますので、ここは注意が必要です。
脂漏性角化症手術は生命保険の対象になる?手術給付金でカバーされる範囲
手術を受ける際には、日帰りである場合もありますが、入院を要するケースも少なくありません。
手術入院で必要になる費用は、治療そのものの費用の他に、入院・通院に掛かる費用や、働けない間の収入に関しても心配になるでしょう。
手術給付金では、これらの費用をカバーし、働けなかった期間の収入を補填してくれるケースもあります。
脂漏性角化症手術では、入院手術ではなくて日帰りになることも多いかと考えられますが、この場合でも給付を受けることが可能です。
カバーされる金額は、10倍や20倍と言った形で決められていたり、一律で何万円の給付となっているケースが基本的でしょう。
倍率で決まっているものは、入院した際の1日あたりの給付金額を基に計算します。
入金給付金が1日5千円で、手術給付金が10倍でしたら、5万円が支払われるわけです。
一律給付の場合には、対象の手術に対して、設定されている金額が支払われます。
脂漏性角化症手術は生命保険の対象になる?手術給付金がもらえないこともある
手術給付金特約のついた生命保険に加入しているのに、手術をしても給付されなかったと言うケースはしばしば見られます。
このように手術給付金が支払わない時には、考えられる原因は2つです。
最初の原因は、治療目的ではない手術と判断された場合となります。
脂漏性角化症手術においては、美容目的と考えられる形で治療した場合には、手術給付金の適用外になってくるので注意が欠かせません。
サイズなどから治療が必要と判断された場合には、これは美容目的ではありませんから、手術給付金の対象になってきます。
次の原因としては、治療目的であっても、自由診療の手術を受けたケースです。
こちらは公的医療保険の対象にならないため、保険会社の手術給付金も受け取れない可能性が高くなります。
脂漏性角化症手術は生命保険の対象になる?脂漏性角化症で給付が期待できる手術
脂漏性角化症の手術において、手術給付金を受け取れる可能性がでてくるのは、メスを用いて切開する手術となります。
これは、良性腫瘍摘出手術に含まれるため、幾つかの保険商品で対象範囲内です。
この手術を行った際に、手術給付金が受け取れるかどうかは、保険会社の方に連絡をすると教えてもらえます。
基本的に、脂漏性角化症であることと、メスを使った切開術になることを伝えれば、保険会社のスタッフが照会してくれるはずです。
他の手術方法については、給付される可能性は低くなります。
人気のレーザー手術などは公的医療保険の適用外ですので、期待は持てません。
脂漏性角化症手術は生命保険の対象になる?脂漏性角化症で悩んだ時には
脂漏性角化症は色々な治療方法が選択肢になってきまずが、サイズが大きくなったりすると、切開手術が必要になるケースもあります。
この時には、手術給付金を受けとれる可能性が高くなってくるので、保険会社の方に確認しておきましょう。
受け取れると思い込んで手術を選ぶと、後悔する可能性がありますから、面倒がらずに、一度は問い合わせておくのがおすすめです。