支払いの悪い保険会社だと後から判明して乗り換えると損をしかねません。
生命保険は一度加入すると長期間入るからです。
加入前に支払状況を確認するか、早期に乗り換えを行うことで本当に役に立つ生命保険に加入できるようになるでしょう。
支払いの悪い生命保険会社には傾向がある
支払いの悪い生命保険会社は、加入時の条件が良くても実際に保障を受け取る際に免責事項に該当すると言われて保険金を受け取れないために苦情が多くなりがちです。
保険料の割に保障内容が充実しすぎていると、予定利率が高いバブル時期に入った生命保険であっても途中で生命保険会社側の事情により契約破棄は出来ません。
そこで、保険金の支払いを渋ることにより、何とか利益を出そうとする悪習慣が成り立ってしまうわけです。
運用益が出ていないにも関わらず、予定利率を引き下げない保険会社ほど支払いの悪い状況が続いているケースが多いです。
支払いの悪い生命保険会社には新規加入営業が強い所が多い
生命保険会社の中で支払いの悪い所ほど、新規加入促進を行う営業部署に多くの人材を割いています。
実際に保険金の支払いを行う審査部は、最小限の人員配置で行うために申請から実際に保険金支払いまでタイムラグが大きい傾向にあります。
外資系の保険会社は、社名にカタカナ表記の会社が多く日本で古くから根付いた生命保険とは異なり、あくまでもドライな関係です。
プルデンシャル生命、アクサ生命、あんしん生命といった生命保険会社は、不払い率が高いことで有名ですが、保険金支払い条件が細かいために単純な条件での支払いとは異なり免責事項に該当していしまうケースが多くなります。
支払いの悪い生命保険会社には投資性が強い傾向がある
投資性が強い生命保険会社は、支払いの悪い傾向が強くなるので、カーディフ生命やマニュライフ生命のように生命保険協会による苦情発生率で常に上位を占めています。
外資系のカタカナ表記となっている生命保険会社は、投資による運用益を積み上げることで保険原資を増やそうとしているものの、実際には投資の失敗が発生すると保険金支払い条件を審査部で厳しく判定して結果的に苦情発生率を引き上げる結果に繋がっているわけです。
払込保険料を引き下げることでメディアからの注目を集めて集客に繋がるものの、支払いを絞ることはメディアが誰も取り上げないので見えない部分になります。
支払いの悪い生命保険会社は苦情率で比較しよう
支払いの悪い生命保険会社は、生命保険協会が公表している苦情件数と契約数により苦情発生率を割り出せます。
カーディフ生命・マスミューチュアル生命・マニュライフ生命といった外資系の保険会社は、取扱件数ほど日本国内の漢字表記の生命保険会社よりも少ないものの、苦情発生率の高さはトップ3を誇ります。
保険料の安さに定評があることから、保険金請求をしても支払いの悪い状況が苦情率を引き上げているわけです。
いざという時には外資系の撤退は早いので、日本国内での営業を重視するよりも世界展開を狙っていると考えて良いでしょう。
審査が厳しいほど支払いの悪い生命保険会社となる
生命保険の中でも老舗の保険会社は、支払いの悪い生命保険会社が一部に含まれてしまっています。
三井生命・第一生命・住友生命・明治安田生命といった老舗の日本国内にある生命保険会社は、財閥系のブランド力があるからこそ顧客が要求する水準が高い傾向です。
苦情の件数がある程度多くなってしまうことは、高い品質を加入者が求めている結果となるので、実際に支払いの悪い生命保険会社は明治安田生命程度の水準に過ぎません。
保険金支払い時の審査が厳しいほど、支払いの悪い生命保険会社という認識が広がるので、明治安田グループが損害保険で支払いが悪いと有名な状況が生命保険部門でも同じ印象を持たれています。
支払いの悪い生命保険会社を事前に調べておきたい
支払いの悪い生命保険会社は、保険金支払い時の審査が審査部の担当者により判断される点から、保険金支払い条件の複雑さに原因があると分かります。
事前に支払いの悪い生命保険会社を知っておけば、カタログ掲載の安い払込保険料で多額の保障内容が充実しているという状況が有り得ないと分かるでしょう。
事前に保険金支払い状況を確認した上で、加入する生命保険会社を選ぶと良いです。